「自由に生きる」ことは、決して「楽に生きる」ということじゃあない。 | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

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正しい情報を欲しい方は公式サイトなどでご確認ください

RE_PRAYのプレイヤーズガイド。A5サイズの予定から、まさかの2倍のサイズに変更になったのに、お値段が2000円だなんて安すぎます😭

 
 
Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR
⁦‪@repray_icestory‬⁩
【期間限定】RE_PRAY MEMORIAL GOODSは
本日(4/30)23:59まで!!

「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” OFFICIAL PLAYER’S GUIDE」につきまして、当初A5サイズでの製作を予定しておりましたが、編集過程でより内容を充実させるために、サイズ変更となりました。

詳しくは↓
axelstore.net/series/re_pray…
 
2024/04/30 18:00
 
 

ただ、注文し忘れた方や注文していたつもりだった…そんな嘆きもSNSで見かけます。追加販売されたらいいなって心から思っています✨

そして、ネタバレではないのですが、RE_PRAYのプレイヤーガイドを読み、それから後半の「自由」につながっている部分について、あらたに考えさせられることがあります。

以前した文字起こしから「自由」についての部分を抜粋します。

RE_PRAYより一部抜粋

 

暗闇の中、ひとり歩く
一人なのかもわかっていない
ただ暗くて方向すらもわからない
10cm先すらも見えない
周りには誰かいるのかもしれない・・?
けれど見えないからわからない
どこに進んでいるのか
どこに向かっているのか
進むのが怖い
この場所にいることも怖い
選択することもできない
怖い 何もかも怖い
何かしたら 何かを壊れてしまう
自分のせいで何もかも
壊れてしまいそう
選ぶものがないない 選択肢はない
「自由」を与えられた
ルールが消えた世界
これが「自由」だ

 

RE_PRAYより一部抜粋終わり

そして「自由」について、以前

宇多田ヒカルさんが自著で、こう

語られていたことを思い出しました

一部抜粋してご紹介します。

宇多田ヒカル点-ten-

2009/3/19より

一部抜粋

「おまえは自由だな〜」ってよく言われる。初対面の人からも「なんか自由そう」とか。少し羨ましそうに。

その度に思う、(自由はとても厳しいものだと、分かって言ってるのかな?)って。本気なら、全てを捨てて荒野に飛び出す覚悟があるなら、自ずから選んだ道を進む上で何度となく人に誤解されたり、責められたり、孤独に心をむしばまれようと、苦い我慢を強いられようと、それはあなたが選んだこと。

自由に生きる」ことは、決して「楽に生きる」ということじゃあない。

一部抜粋終わり

 

そしてこの10年前に、

宇多田ヒカルさんは

創作や生死等について

ダニエル・キイスさんと

対談していました。

それが興味深いので

ご紹介します。

 

文藝春秋2000年1月号

もうひとりの私 
1999年11月の対談より


ダニエル・キイス(72)x 宇多田ヒカル(16)


キイス:音楽は好きですか。 
宇多田:ええ。大好き。 
キイス:それじゃあ詩について、同じ書き手として聞くけど、何からインスピレーション(着想)を得られるのかな。 
宇多田:毎日の生活からだと思う。日本では抽象的なことを曲にする書き手が多いけど、私はヴィジュアル・コンセプトからで、映画のシナリオを書くのに近くて言葉にした情景はすべて見ることができます。 
キイス:そうか。私の小説のアイディアは夢を見ながらですね。夢と格闘しながら、書くことを学びました。物語を書くためには、とても長い時間が必要ですから。曲作りの場合はどうですか?
 宇多田:一番早くて半日。一番かかったのは一年ぐらいかな。
 キイス:わかるよ。アイディアによるからね。 
宇多田:あの……。なんて言ったらいいんだろう。自分の曲が誉められると嬉しいと思いますよね。うちの両親もいつも「ああ、いい曲ね」とか「ほんとうに素晴らしいわ」と言ってくれる。それは自信を膨らませるだけだって思っていたけれど、実は批評されるのって、まったく反対の気持ちになる。すごく不安にさせられる。 
キイス:なるほど。どうして? 
宇多田:「いい曲ね」って言われている時は、本当にそうかなって、自分に問いかけるチャンスでもあると思うんですけど、「もっと良くできるはず、あれがベストではない」って、いつでも感じている。賛辞って私、より不安にさせられるんです。クリエイティブなことを言ってもらえると、とても役に立つけど。 
キイス:わかるよ。同感だ。 
宇多田:私はインターネットで、ファンから毎日七百通ぐらいのメールをもらってるんですね。それを読んでると、ほとんどが「すごい、すごい」と書いてある。ときどき「ここはよかったけど、ここの部分はこうすればもっとよくなる」と書いてあると、なんだかほっとする。 
キイス:完全な人間はいないからね。 
宇多田:そうね。批評されることに、助けられることもあるのかな。
 キイス:ツルゲーネフがこんなことを言っている。正確ではないけれど、「誰の言葉にも耳を傾けるな。すぐに消え去る。残るのは馬鹿な連中の批判だけだ」ってね。あなたは創作者であり、自分のことをよく理解している。他人の批判なんて、意味がないね。ツルゲーネフもかなり酷評されたんじゃないかな(笑)。 私は『アルジャーノンに花束を』を最初に出版したとき、酷評された。いやあ、叩きのめされたね。有名な批評家に「短編は友達への贈り物にできる本だが、それをキイスは長編小説に書き直した。書き直して欲しくなかった。どうすれば、あれほどひどく書き直せるのか」と叩かれて、私は死にたかったよ。要するに、批評家の言うことなんかに耳を貸すことはない。ツルゲーネフが言ったように、批評は無視して、自分の世界観を確立していればいい。
 宇多田:何かを創るというのは、孤独なプロセスだと思います?
 キイス:もちろん。すべてがここ(頭を指す)で創られるんだから。映画や舞台は共同作業だけれど、作家や音楽家は、ひとりで生きている。もちろん、人との関わりのなかで暮らしているんだけど(笑)。私には「ダブル・ビジョン」がある。ふだんの暮らしのなかでも「いつか、このことを書くことがあるだろう」と思っている。今のように話しているときは、そんなにナーヴァスではないけどね。激しい感情に支配されているときには、私の一部が、私を離れてすべてを見ているような感覚──。 
宇多田:そうね。 
キイス:あなたにも、そういうことはあるのかな(宇多田ヒカル、頷く)。そうだね。誰もが二元的なものを持っている。それが多重人格につながる。いずれにしても分裂しているような感覚はあるんだね。 
宇多田:そういうの、私にもありますよ。これって曲に書けますね(笑)。 
キイス:もちろん。それが私たちなんだ。どんな悪いことに遭遇しても、いつかは物語に書けると考えている。

※ダニエル・キイスさんは、この対談の5年後、2014年6月15日に86歳で星となりました。

 

自由に生きる」ことは、

決して「楽に生きる」

ということじゃあない。

その言葉が胸に刺さります。

そして日常のすべてが「創作」に

繋がっている。どんな悪いことも

プレイヤーズガイドを読み

なんだか、そんな言葉たちを

思いだしたのでした。

そしてきっと羽生結弦選手もまた

「アルジャーノンに花束を」のように

世界中の人が知っている作品を

残す人物なんだなと、国民栄誉賞

受賞の日に、あらためて思うのでした✨

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