大変なことがたくさんある中で
頑張っていらっしゃる羽生選手
辛くても頑張ってみようと
思える言葉をYUZUDAYSから
一部抜粋してご紹介します✨
逆境の後には必ず
幸せが訪れると信じています
「逆境」については、僕はそういった局面がとても多いんです。2014年、試合前の練習中にあった怪我も、同じ年の手術も、その後も、本当にケガや病気の連続で…。自分でもジェットコースターのようにアップダウンが大きい人生だなと思います。でも、これは僕の持論なんですけど、どんなに苦しいことがあっても「逆境の後には、絶対に幸せがくる」と思っているんですよね。どんなに苦しいことがあっても、たとえその困難が長かったとしても、次の幸せは絶対に大きいものだと信じています。 平昌冬季オリンピックの前のケガは、これ以上ないだろうっていうくらい辛く苦しかったです。でも、「もう、これだけ辛いんだから、オリンピックで幸せになるべきだよね」と、そう信じて準備を重ねていました。だから、平昌の会場入りしたときは、ある意味とても幸せでした。「苦しかった分、幸せがちゃんと来る」と、そう確信していましたから。よく言われる、「試練は乗り越えらえるものにしか与えられない」という感覚は、自分の中にあります。試練は成長するときに訪れるものだと思うし、自分が強くなれるきっかけになっていると思います。
「過去の自分」が
自分を奮い立たせてくれる
ちょっと不思議な言い方かもしれませんが「過去の自分」って自分の中にずっと共存しているんです。共存していて、自分に発破をかけているんです。例えば、少年時代の自分、中学生くらいの自分、数年前の自分など、過去の自分が今の自分を奮い立たせてくれるんです。そういった感覚は子供の頃からあって、それがずっと続いている感じです。今までどんな困難があっても、絶対にあきらめなかったのは、これまでの自分がスケートにかけていた気持ちを絶対に無駄にしたくないっていう思いが強くあるからです。その気持ちが前に進む力をくれていると思います。
今、スケートをはじめて19年くらいになるんですけど、「過去の自分」が作り上げてきたことを「全部証明したい。人生を賭けきりたい。」と、強く思っています。
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