羽生結弦は、他の誰もが夢にも思わなかったことをやってのけた | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

フィギュアスケート応援(くまはともだち)

氷上で華麗で過酷なスポーツ。
がんばるすべてのスケーターに敬意を✨⛸✨
羽生結弦選手の演技で涙がこぼれます。
情報発信目的ではなく思いを綴るブログです。
正しい情報を欲しい方は公式サイトなどでご確認ください

 

2023年の終わりでも世界の諍いは続いています。そんな中、ロシアの2023のスポーツニュースTOP100が発表されました。国際試合に出場できないロシア選手たちが多い中、アスリートとして世界で活躍する機会がないまま競技を去る選手も多くいます。1日も早く、平和な世の中が来てほしいと感じています。そしてほとんどロシアのニュースの中で、写真付きで日本人のニュースで唯一ランクインしていたのが羽生選手の「GIFT」でした。ワンマンショーで35000人を集めたということ。それは世界で一番フィギュアスケートのアイスショーが活発に行われているロシアにとって、驚くべきことだったことが伝わってきます。

それでは、どのように報道されていたかをご紹介したいと思います。

一部抜粋 ざっくり意訳

羽生結弦は、他の誰もが夢にも思わなかったことをやってのけた。

単独アイスショーで3万5千人の満員
26.02.23 20:22

写真: "GIFT "のオフィシャルSNS

著者:アンナ・コロブコワ


2度のオリンピック金メダリスト、羽生結弦が単独のアイスショー「GIFT」を開催した。

このショーの準備には2ヶ月半を要したという。

会場は、日本で最も大きく、最も格式の高い東京ドーム。その最大収容人数は57,000人で、チケット購入希望者の数から判断すると、羽生はスタジアムを満員にすることも可能だったが、42,000席あるスタンド席のみを使用することにした。

写真: "GIFT "のオフィシャルSNS

そういうのも、会場には大型スクリーン、そして手のひらを下に向けた2つの手のオブジェを設置しており、さらに日本では最も伝統がある交響楽団の東京フィルハーモニーのために特別なステージを設置するためには、客席を減らさなければならなかったからだ。この壮大なセットの後方に観客席を販売することは不可能で、そこから何かを見ることは非現実的だ。それにもかかわらず、「GIFT」の観客動員数は35,000人という記録的な数字となった。

ISUが開催する世界選手権の最大のアリーナは3万人収容することができる。しかし、ここではたった一人のスケーターを見るために3万5千人が集まったのだ。

さらに、『GIFT』はアジア全域の80の映画館でライブ上映された。また「Disney+」や中国のウェブサイト「Globe coding」でも放送された。

写真: "GIFT "のオフィシャルSNS

 

羽生のために30メートル×60メートルのリンクが用意された。オトナル」「バラード第1番」「SEIMEI」など14のプログラムが披露された。第1部の最終プログロムの前には6分間練習があった。そして、その後に羽生がフルジャンプの演技構成で「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演じた。

披露されたプログラムのほとんどにトリプルアクセルがあるなど、アイスショーとは思えぬほどの高難易度を披露したのだ。
 

しかし、すべてが順調だったわけでは決してなかっただろう。おそらく体調が万全ではなかったようだ。すべてのプログロムを終えたあと、羽生が氷上を去る前、イヤホンマイクを持って観客の前に出て、「ありがとうございました」と言いながら周回し、感謝のスピーチを始めた。しかし、息が上がり、話すことが苦しそうだった。彼は言葉を途切らせ、みぞおちに手を当てたまま観客へ話し始めた。

「正直、ここまで来るのに

めちゃくちゃつらかったです。

めちゃくちゃ頑張って

練習してきました。

練習したことが

報われないなって思うことも

いっぱいありました。

皆さんの期待にこたえられるか

本当に分からなくて

つらい時期もありました。

誰の心に残らないことも

目に焼きつくことのない日々も

 

…でも、やっぱスケート好きでよかったです

本当にありがとうございました

今日という日が皆さんの人生にとって

今日だけでもいいんで

記憶の中に残って

つらい日々の中で

少しでも帰れる日々となりますように

帰れる記憶となりますように

本当に、ありがとうございました」

 

一部省略 ざっくり意訳終わり

写真: "GIFT "のオフィシャルSNS

写真:"GIFT "の公式SNS

 

「GIFT」がどれだけ

すごいことを成し遂げたのか。

 

これまで、フィギュアスケートで

オリンピックチャンピオンの

肩書きを手に入れたスケーターは

その経歴を手に世界中のアイスショーに

招待され、ショーの中で1つか2つの

プログラムを滑るだけで喝采を

浴びることができました。

 

 

ですが羽生選手は2度のオリンピック

チャンピオンになって夢を叶えた後

スケーターとしての夢4Aに挑戦。

その後世界を襲ったコロナ禍。

当たり前の日常を奪われ、苦しむ人々へ

少しでも「何か」になれたらと

その演技で勇気や光を届けてくれました。

そして北京五輪では、4AのISU初認定を

受け、歴史にその功績をしっかりと残し

競技会を離れました。

 

衰えたのではなくて、

すべての獲るべき賞をとったから。

 

得点やルールに縛られることよりも

フィギュアスケーターとして

理想の演技を、さらなる進化をする

ことを望んだからでした。

 

そして、プロになって大きな挑戦

「東京ドームでワンマンショー」

ICE STORY GIFTでした。

 

製作総指揮、羽生結弦。

出演するのは、たった一人のスケーター。

 

ショーに関わるスタッフや

チームの想いも努力も

35000人の観客の期待も

配信を見る人々の想いも

すべての責任を背負って

リンクにひとり立ちました。

 

どれだけのことを成し遂げたのかと

思うのです。

 

もっと楽に生きることがいくらでも

できたはず、責任なんて背負う

必要なんてなく、生きていけたはず。

 

羽生選手は英語だって流暢で

海外で暮らすなら、どの国からだって

引くて数多、日本のようにプライベートに

干渉されることもなく自由を

謳歌することもできたはずでした。

 

ですが、羽生選手は

仙台を選んでくれました。

 

平昌オリンピックで2連覇を果たし

競技会を去ってプロになられていたら

もしかしたら、今とはちがう道を

歩んでいたかもしれません。

 

北京五輪が苦しいものだったからこそ

今があるのだと

すべてを受け入れて

意味があったのだと

糧にして

前に歩み続けている羽生選手。

本当にすごい人だと思います。

 

「羽生結弦は、他の誰もが夢にも

思わなかったことをやってのけた」

 

あのロシアから、これだけの

言葉を引き出すのです。

日本の宝です。

フィギュアスケートを前へ前へ

推し進めていく、稀有の存在です。

 

今の苦しみや困難がすべてが糧となって

未来へつながっていきますように。

2024年が充実した日々となりますように。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️PS⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

2023年本当にありがとうございました。

 

フィギュアスケートランキング
🌈公開されている写真、動画、記事をご紹介しています。不都合があればお知らせください。🌈意訳がある記事は複数のアプリを使用し良い部分だけを抜粋しています🙏素人による個人的なブログのため、正確性にかける部分もあるかと思います。内容につきましては参考程度としていただき、決定や判断はご自身の責任でお願いいたします。コメント内容によっては公開しない場合、または承諾なく記事内で公開する場合もありますのでご了承ください。

空室が出た時にすぐに予約できるように

最寄りのホテルをはっておきますね