基本的に現実ではありえないだろってことが起こるところが好きです | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

フィギュアスケート応援(くまはともだち)

氷上で華麗で過酷なスポーツ。
がんばるすべてのスケーターに敬意を✨⛸✨
羽生結弦選手の演技で涙がこぼれます。
情報発信目的ではなく思いを綴るブログです。
正しい情報を欲しい方は公式サイトなどでご確認ください。
記事は必要に応じ随時修正・変更を行っていきます。

徹子の部屋に飾られた火の鳥の衣装を見ていたら、ふと、藤本タツキさんが描いた羽生結弦選手のイラストを思い出しました。こちらは2017年のキシリトール特別書き下ろしです。ファンの中では、当時は好みが分かれたものでしたけれど、プロローグやGIFTを見終わってからだと、また、ちがって見えます。羽生選手の深い奥底に隠れている部分を捉えていらっしゃるようにも見えました。なんというかすべてを背負っている。なのに表情は苦しさとかではなくて、静かすぎる覚悟、立ち上る蒼い闘志のようなものが感じられますよね。


このイラストについて藤本さん、羽生選手はこんな風に語っていらっしゃいました。

藤本さん:「『ファイアパンチ』はタイトルにも使用しているように『炎』『赤』がテーマだったりするのですが、羽生さんはフィギュアスケーターで『氷』『青』といったイメージで、自分が手掛けている作品と全く逆のイメージだったので、そこをうまく融合するところに悩みましたし、その部分に一番こだわりました」。


羽生選手:「普段から『少年ジャンプ』や『ジャンプ+』は読んでいるので、今回のお話はとても光栄に思いました

羽生選手:「マンガのような物語性のあるものにすごく影響されるタイプで、マンガに深入りして夜眠れなかったり、演技に影響が出るときもあります。実生活がすべてその物語に影響されてしまう時もあります」
好きなマンガのジャンルは
“ファンタジー系”や“スポ魂系”
羽生選手:「基本的に現実ではありえないだろってことが起こるところが好きです。 あとは自分がスポ魂系なので」
そしてこの半年後の平昌オリンピックで、現実ではありえないだろうっていうぐらい感動的なオリンピック連覇を果たしたのでした🥹✨
こちらが2017年8月に掲載された実際の紙面

ファイアパンチの表紙を並べてみます。

なんだか不思議ですね。炎と🔥氷の対比🧊

ファイアパンチは飢餓と氷の世界。死にたくても死ねない主人公。突然、理不尽にすべてを奪われる。そんな残酷なことの絶え間ない繰り返しが続きます。何一つ悪いことなどしていないのに、無機質に奪われていく命。目を背けたくなる残酷な描写も多くあります。この世界観の根底にあるのは、もしかしたら、藤本さんの体験によるものもあるかもしれません。

    

1992年秋田県に生まれた藤本さん
近所のおじいさん、おばあさんが
通うような絵画教室で油絵を習い
その後、山形の美大へ入学。
そして東日本大震災が起きて
石巻へ住宅の泥の掻き出しをする
ボランティアに参加されました。
後に、出版された17-21の
あとがきの中で、このように
語っています。


“17歳からずっと
その無力感のような
ものがつきまとっています。
また何度か悲しい事件がある度
自分のやってることが
なんの役にも立たない感覚が
大きくなっていきました”

そして、作品を書く原動力として

このようにも語っています。

藤本タツキさんの描く作品や、登場人物は残酷なほど死がつきまといます。身勝手で命などなんとも思わない人たちがたくさん登場します。読んで嬉しくなるという作品ではないのですが、だからこそ、誰かの期待に応えたり、夢や願いを託されて、頑張るしかない主人公の葛藤が愛おしくもなるのかもしれません。2017年では、よく理解できなかったのに、今、見ると、なぜか心を揺さぶられたのでご紹介しました✨


🌈公開されている写真、動画、記事をご紹介しています。不都合があればお知らせください。🌈意訳がある記事は複数のアプリを使用し良い部分だけを抜粋しています🙏。素人による個人的なブログのため、正確性にかける部分もあるかと思います。内容につきましては参考程度としていただき、決定や判断はご自身の責任でお願いいたします。

❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️

✨空室が出たかを、すぐチェックできるように

新幹線の方は、ホテルとセットがお得です✨