デニス・ヴァシリエフ選手インタビュー「アスリートとしてだけでなく、アーティストとして」 | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

フィギュアスケート応援(くまはともだち)

氷上で華麗で過酷なスポーツ。
がんばるすべてのスケーターに敬意を✨⛸✨
羽生結弦選手の演技で涙がこぼれます。
情報発信目的ではなく思いを綴るブログです。
正しい情報を欲しい方は公式サイトなどでご確認ください

デニス・ヴァシリエフス選手(22歳)のインタビューがラトビアで公開されました。

デニス選手Instagramより 2017年世界選手権

FaOIでもお馴染みになってきていたデニス選手。親日家でニコニコ笑顔で、料理も上手で、ファンも楽しみにしながら見守ってきた選手ですよね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶。

デニス選手Instagramより 2017年FaOI

 

お話が興味深かったのでご紹介します。

動画もあるのですが、日本では再生できないようです😭

ざっくり意訳します

1月25日 ウィンター 記事LSM.lv ニュースルーム 、LTV スポーツスタジオ、Dāvids Ernštreits(ジャーナリスト)

フィギュアスケートのヴァシリエフス

北京五輪ではアーティストとしても

 

デニス・ヴァシリエフスのヨーロッパ選手権での銅メダルは、ラトビアではフィギュアスケートしては史上初という特別なものです。デニスはヨーロッパ選手権でのメダルを喜んでいますが、彼が最も望んでいるのは、より高い得点を求めてマシーンのように戦うことではなく、氷上で自分を表現することです。

 

ラトビアテレビ "の "Sporta studija "のインタビューで、デニスは「100%ベストを尽くした」と語りました。

北京オリンピックに出発する前、デニスは1日半ほどリガを訪れ、冬の気候に大喜びしていました。


デニスは以前からスイスに住んでおり、フランスとの国境に近いシャンペリーという美しい山岳リゾート地でトレーニングを行っているが、今年はリガほど雪が多くなく、また寒くもなかったという。

デニス選手Instagramより

 

「冬が本当に好きなんです。冬は寒くて雪がたくさん降らないとね」と、冬の寒さでのトレーニングに慣れているデニスは言いました。

 

ヨーロッパ選手権の銅メダルは、デニス・ヴァシリエフスにとって最高の功績ですが、彼は、滑った後でもメダルを取れるとは思っていなかったようです。

そのため何とか着替えてから、慌てて競技衣装を見に纏い、表彰式に向かったほどでした。

彼の最大の喜びは、氷上でできることはすべてやったということだった。

 

ヨーロッパ選手権フリーの演技

 

「4回転ジャンプも跳んだし、他の要素も全部やりました。喜び、感動とともに滑りきれました。自分自身に打ち勝ち、そのポジティブなエネルギーをすべて観客に与えることができました。他では味わえない瞬間でした」と、ヴァシリエフスは振り返りました。

フィギュアスケートは美しく、簡単そうに見えますが、実際はすべてが大変です。特に、大会が深夜に開催されるとなると、朝の練習では、別の競技者が隣でクレイジージャンプをしていたり、それをジャッジも見ているという状況があるため、大変なストレスがあることをデニスも認めています。

 

Deniss veic četrus apgriezienus 0,7 sekundēs – kā pārvarēt savas bailes un domas, ka neiznāks?

0.7秒で4回転するデニス。

「うまくいかない」という恐怖や思いをどう克服するのか?

恐怖心やどうにもならない思いを克服する瞬間は、感情的に強くならなければいけないことをインタビューで明かしています。

 

「頑張ればうまくいく 」と信じるしかないんです。

今、デニスは、フィギュアスケーターにとって重要な体の成熟期を乗り越えている。

 

フィギュアスケーターは、通常、体が硬くなっていくものですが、デニスも運動量が増えたことで、特にジャンプに問題が出てきていました。

 

デニスは「スケートをするときは、身体的に言えば水のように、非常に優れたボディコントロールが必要であり、正確で、同時にいくつものことをこなせなければならないんです」と例えました。
「ですが、ジャンプするときは、より低く、より強く、よりタイトにする必要があります。僕のような人間には、これが一番難しいです。僕は運動神経が発達しているので、とても身軽なんです、ですからジャンプをするときにはその逆になってしまうので、とても難しいんです。そのためジャンプするときは、小さな箱のような存在にならなくてはいけません」とヴァシリエフスは語りました。

 

ヨーロッパ選手権のショートプログラムは、デニスが日本の作曲家・久石譲の曲に合わせて披露しました。デニスは、この曲が日本の伝説的なアニメ映画「もののけ姫」の音楽テーマであることをはじめは知らなかったと話しました。

 

 

「ファンに好かれるのはいいことです」と、デニス。

ステファン・ランビエルコーチとともに北京五輪を目指します。彼はプログラムを変えるつもりはなく、また精神的にも、点数を稼ぐためではなく、自分のベストを尽くすために準備をしているるそうです。

 

「できる限りの準備をし、アスリートとしてだけでなく、アーティストとして臨みたいと思います」。

 

「前回のオリンピックで得たものは、競争することよりも、自分を表現することに努めようということです」ヴァシリエフスは言いました。

 

北京冬季オリンピックは、2月4日に開幕します。

(ざっくり意訳終わり)

いかがでしたか?なんだか、話している表情が目に浮かんできますよね。アスリートとしてだけでなく、アーティスト。点数を獲るためではなくて、表現者として。そういう言葉がすてきだなと感じました。北京五輪での演技が楽しみです✨

がんばってください💪✨。

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ