ご存知かと思いますが
上杉謙信の有名な名言もご紹介しますね。
運は天にあり
鎧は胸にあり
手柄は足にあり
何時も敵を掌にして合戦すべし
出典:春日山城壁書
謙信20歳後半頃に書かれたと言われています※諸説あり
意味
運は天が決めること。
だが身を守る手段は、鎧をつけるなど
己れの準備によって決まる。
手柄は己れが努力をしてこそ掴める。
そのために勝負を天の運に任せずに
闘う相手を掌中にし闘いに臨むことが大事。
この言葉は、運は天にありと省略されて
ドラマなどで出陣の際に使われたこともあり
まるで運は天にありと、天に運命を委ねる
言葉として使われることもありますが
正確には
運は天が決めるけれど
自分でもできる準備をしっかりとし
努力を積み重ねて
しっかりと情報を分析して
勝ちとりにいこう
という意味ではないかなと。
さらにこの文には、まだ続きがあります。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
運は一定にあらず、
時の次第と思うは間違いなり。
武士なれば、わが進むべき道はこれほかなしと、
自らに運を定めるべし。
意味は
死ぬ覚悟で闘えば生き
生きたいと思いながら闘えば必ず死ぬ
運は常に味方するとは限らない
その時のせいだと
何かにするのは間違いだ
自分で進むべき道を決め
ほかにはないと覚悟し
自分自身で運命を決めるのだ
謙信が自分自身に言い聞かせるために
書いた言葉かもしれません
死ぬほどの覚悟で試合に臨んでいる
世界選手権2019の羽生結弦選手を
ふと思いだしてしまいました。
本当に素晴らしいなと感じるのでした✨
見習わなくてはいけないですね✨