壬生沢不動滝 1月19日撮影
写真左端に
お結び型が「歌碑」
長四角が
不動明王創建二百年「記念碑」
観れば北原痴山が撰書並びに揮毫したもの
北原痴山は号で本名は阿智之助
衆議院議員も務めるが
明治から大正にかけての上郷村の村長さん
村内の二つの小学校を一つに統一された偉業に感謝
秘密基地にある「伊那」を紐解いていたら見つけました
伊那史学会発行「伊那」2011.9月号
通巻1000号記念
松尾多勢子生誕200年記念特集号
この中
「松尾多勢子の歌碑」の記事があった
筆者の熊谷英彦氏は飯田市毛賀在住とある
そこから不動明王「記念碑」について引用させていただく
写真は1月19日に撮影
1934（昭和９）年に建立されたもの
88年経過したもの
熊谷英彦氏は著述の中に
記念碑について説明書きがあるので
それを引用させていただく
『勧請二百年祭記念碑によれば、この滝に立つ 不動明王は、
享保十八年(1733)、下総国成田山より勧請したもので、
人々の崇敬篤く、霊験あらたかであるが、
創建二百年を迎え、脇立として、
衿羯羅童子、制吒迦童子及び蚕玉神の三神を加えて、
霊威のま すます高まらんことを願い、
昭和9年4月、勧請二百年祭を執り行ったことがわかる。
その記念事業の一つとして、
この多勢子の歌碑を記念碑横の岩の上に建立 したのである。
「伊那の石文を尋ねて」によれば、こ の歌碑の揮毫は、
壬生沢の壬生文太郎で、
多勢子の筆は、壬生沢諏訪神社に保管されているとのことである。』