21.06.04 東京五輪を中止してください  | 田舎のあれこれ

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信州信濃の「田舎のあれこれ」

 かつて「日本の原発は安心だ。日本ほど安全に徹している国はない」といわれた。その過信が人知を超える自然の力で地震、津波そして原発の暴走という大惨事を招いた。その後処理はいつ収束するともわからない。それは「想定を超えた」津波にあったという声も聞こえたがその繰り返しが「今起ころうとしている」

 開催50日前になりニュースやワイドショウーなどを見ると五輪・パラ開催にかじを切った上でのコメントが多くなっている。これは予想していた通り「時間切れでゴー」の論法である。

首相は「まさに平和の祭典。一流のアスリートが東京に集まり、スポーツの力を世界に発信する。そのための安心安全の対策をしっかり講じたい」というが、コロナ下で死者が出て生活苦に自殺者が出ている。発生から一年余が過ぎようとしているのにいまだに収束のめどが立っていない。ウイルスに有効であろうと期待されているワクチン接種は、私が7月中旬に2回目の予約となっており、国民の多くが接種し有効となるには程遠い。また、「安心安全の対策」というが具体的に国民に説明され理解されているとはいいがたい。

この状況下で「世界の祭典」を開けば人知を超える「東京オリウイルス」の発生が「想定される」

信濃毎日新聞が主張してくれた「東京五輪・パラ大会 政府は中止を決断せよ」

 

PS 今はオリンピックを論じるときにコロナ対策が多いが心配されるのは自然災害の発生である。7月8月は梅雨前線・台風などの豪雨による災害が多発するときでもある。そういったことにも対応できる体制作りが必要だ。