多治見から飯田へ向かう道を「いわむらひなまつり」を楽しむため恵那市岩村経由としました。
岩村振興事務所に駐車し平成10年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」の東西に走る坂道を登城する方向へ歩きました。
まずはひなまつりメイン会場の勝川家を訪ねました。美濃和紙?で作られた多くのぼんぼりがひな人形の引き立て役で飾られ、ひな人形の段飾りや、名を知りませんが平飾り、内裏とお雛様を館に収めた飾りなど、いくつかの手法も垣間見えました。また、歩いていると材料から土びな、美濃和紙のひな人形などもありました。さらに時代からいえば江戸時代明治大正昭和と意匠の差を楽しむことができそうです。
この勝川家には城主から払い下げ?られたナマコ造りの蔵がありかって保存された米に代わってお雛様がいくつも飾られていました。写真はそのうちの一つ。ライトアップがされ怪しい雰囲気?でした。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/07/inakamon2019/94/57/j/o1600120014574086530.jpg?caw=800)
次は、「女城主」「恵那の誉」で有名な岩村醸造です。ここには古き中に最新施設がありました。ピカピカの高速充電スタンドがあるのです。社長さんは上手く店の意匠に溶け込ませるよう木枠で囲ってありました。酒蔵を見学しながら説明をお聞きし、甘酒は一般的には酒粕から作るのですがここのは麹から作ってあるということで夏バテ防止や今でいうブドウ等注射の機能があるということで、しかも甘酒の季語は「夏」ということまで学びました。
したがって、甘酒を仕入れてきました。合わせて「あらごし梅酒」「柚子酒」も。「あらごし梅酒」は15%でスッゲーうまい!!!
散策を続けると文房具屋さんの玄関に「参謀本部陸地測量部発行地図販売店」の木製看板がありました。
1888(明治21)年より太平洋戦争敗戦までの間日本の地図作りと管理した軍の一部門が販売まで管理していたことを窺わせます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190904/07/inakamon2019/a5/97/j/o1200160014574086538.jpg?caw=800)