宇宙誕生 |
|
我々が住んでいる宇宙は
どうして いつ頃出来たのか
ビッグバンで誕生した宇宙は
今も膨張している(ハップルの法則)
宇宙は無限なのか・・・
膨張が止まり収縮に転じたら
時間は逆方向に流れだすのか
死んだ
おじいちゃん おばあちゃんが生き返り
我々は赤ん坊になっていくのか
それでは・・・宇宙が誕生した瞬間から
お話しをスタートさせていきます。
今から127億年前・・・そこは・・・
(時間)も (空間)も (物質)も
・・・ 何もない世界だった。
突如起こった大爆発・・・
<ビッグバン>・・・・・【宇宙の誕生】した瞬間である!
そのビッグバンの火の玉エネルギー密度は壮絶なものだった。
宇宙誕生の最初の百分の一秒後には温度は一兆度であった、
この瞬間(時間)も(空間)も(物質)もない【無の世界】に・・・
<中性子><陽子>その他原子核を構成する全種類の素粒子・・・
つまり・・・(物質)が誕生した!
宇宙が膨張するにつけ温度は急速に下がっていった・・・
ビッグバンから数分後・・温度は10億度までに落ちた・・・
しかし全ての(物質)を構成する【原子】はまだ存在し得なかった
原子はその原子核に電子が取り付いたときにできる
例えばヘリウム(水素と共に宇宙を構成しているガス)の原子核は
二つの陽子と二つの中性子からなり、
その核の周囲の軌道を二つの電子がまわっている、
しかし初期の宇宙では
温度とエネルギー密度がおそろしく高温なので
例え原子が作られても
電子はその軌道からすぐに叩き出されるのである・・・
宇宙が充分に冷え3000度になって安定した
原子がやっと存在し得るようになった・・・
それまでに実に70万年
(宇宙の時間ではあっという間)が経過した・・・
不透明だった宇宙がこの時点で
突然透明になった
電子が原子核にしばられるようになって
光が自由に往き来できるようになったからだ
(光が自由に往き来できるということは・・
見えるという事なのだ、
光が無ければ
夕貴だって皆さんだって何も見えないよね)
それまで光は全空間を満たす電子で
跳ね返されていた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらにもっと時が流れた・・・・・
数億年か・・・・・
数十億年か
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは誰にも正確にはわからない・・・・・
水素(75%)ヘリウム(25%)
(宇宙はほぼこの二つのガスから構成されている)
が銀河(星の集団)となり・・・
やがて星となった より重い星は
早く燃え尽き超新星となって爆発した
(この爆発で宇宙空間に撒き散らかされた
ガスやチリがまた新たな星となっていく)
そして第二世代の星が形成された衛星が作られた
・・・・・やがて生命が発生した。
続く
+++++++++++++++++++++
画像は「国立天文台」提供・・・
この画像は 無断転写・複写は許されていません