「兵庫県警」は「山口組四代目」は絶対作らせない!
阻止すると意気込んだ・・・
しかし「山口組四代目」は誕生した
面子を失った「兵庫県警」は八つ当たりに・・・
ありもしない架空の賭博事件をデッチあげた
<5年前に姫路で行われたサイ本引きに
「竹中正久」が加わっていた」という
架空のストーリーを作った!
勿論「竹中正久」は顔も手も出していない・・・
どだい偶然性の高いサイ本引きなど
「竹中正久」は嫌いなのである!
しかし・・・
デッチあげの警察の架空の作り話が通るのである!
(ばかばかしいが事実なのである)
そして5年の刑務所行きの判決が出た
(世の中冤罪が問題になってるが)・・・
それはさておき・・・
「竹中正久」は言い知れぬ空しさを覚えていた・・・
普通なら判決確定後・・・
二週間以内に刑に服さなくてはならない!・・・
もし「竹中正久」が定め通り服役していたら
1月26日の事件は起こらなかっただろう
(しかし・・・いつかは起ってしまうのも事実であった)
1月の刑務所は寒かろう・・・
そういった幹部の思いやりで根回しをして
服役期間を先延ばしした!
1月16日からは沖縄行きが待っていた
前年「竹中正久」が尽力して
「山口組」と付き合いを始めた
沖縄「旭琉会」が早速「竹中正久・四代目組長」をはじめ
「中山勝正・若頭」↓
「中西一男」「渡辺芳則」らの
大幹部を沖縄に招待した!
「竹中正久」は覚えたてのゴルフを堪能した
「「旭琉会」にはよくしてもろうた
まるで皇族が受けるような接待やったわ」
普段は物事に頓着しない「竹中正久」だったが
この時ばかりは よほど感じるところがあったのか
会う人ごとにこう口にした!
沖縄から帰ったその足ですぐ「竹中正久」は
「GSハイム第二江坂」の内縁の妻
「山坂しのぶ」のもとに出向こうとした
1月18日の事である!が
大阪空港に出迎えた「宅見勝」らは
危険すぎると判断した!
「竹中正久」をそのまま予約していた
ホテルプラザに案内し留守中の重要項目を
報告のうえ・・・
わざわざ「竹中正久」の車を高速道の入り口まで送った!
こうすれば「GSハイム第二江坂」に寄るまいとの
思惑からであった!
実際・・・とっくの昔からこの「GSハイム第二江坂」は
最も危険な場所に成り代わっていた・・・
地元「吹田署刑事課」の巡査部長は
前年の6月「竹中正久」がまだ
四代目組長になってなかった頃からすでに
508号室「山坂しのぶ」の住民票をあげ・・・
また車のナンバープレートから通って来る男が
「竹中正久」であることを確認していた
警察は貼り付け警備等の予防措置はとっていなかった!
「一和会・常任理事・石川祐雄」もまた
10月には同所を突き止めていた!
11月には二度「竹中正久」を襲うチャンスがあったが
近くに小学校があり強行しなかった
12月初旬には同じ「GSハイム第二江坂」の
204号室を知人から借り受け
無線機を置いて「GSハイム第二江坂」周辺の
見張り要員一番から三番までの三人と
交信できるようにしていた
204号室は「四番」である
1月12日「石川」からの連絡で
「竹中正久」が「GSハイム第二江坂」に来ることを知った
「二代目山広組」若頭「後藤栄治」は
「山広組」行動隊長「長野修一」を
西名阪道路の津インターチェンジに呼び出し
一緒に大阪に向かう車中で
25口径ベレッタ・25口径タイタン・
32口径回転式拳銃と都合三丁を
「長野」に手渡した
同日「後藤」は「長野」に「石川」を引き合わせ
「石川」は「長野」を「GSハイム第二江坂」の
204号室に案内し無線機の使い方などを教えた
「竹中正久」は袋の中のネズミ同然であり
いつ命を取られても不思議ではない状況にあった!