会長の訪問を受ける

「夕貴さんでしょうか」

「真玉中学体育館」で卓球練習中の私を
「真玉歌舞伎保存会・会長」が訪ねてきた

「はい・・・」

「私は　＜真玉歌舞伎保存会＞　の会長を
勤めさせて頂いてます、馬場と申します」

「はい・・・夕貴と申します・・・」

「実は私どもの＜真玉歌舞伎保存会＞が来月、
日田市で開催される

＜第二回伝統芸能の競演＞に招待されまして

そこで相談というよりお願いを聞いて頂きたいのですが

三味線担当が欠員となっていますので・・・
来月の＜伝統芸能の競演＞で
三味線の助っ人をお願いしたいのですが」

「いやいや・・・せっかくの会長の訪問ですが・・・
急にそんな要請は無理です、

私は津軽三味線を弾いてまして・・歌舞伎の鳴り物など・・・
およそ見当もつきません！」

「簡単にチントンシャンと弾いてくれればいいんですが」

「そんな簡単なもんじゃないでしょう」

「来月に迫っているのでなんとか加勢してもらえないですか」

「いや　無理ですよ・・・来月といえば練習期間もないし・・・」

会長と私の押し問答が続いた・・・


途中ですいません卓球の時間なので、出かけます
帰ってから続き書きます
 




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