心地よい光と風・・・ウナギもカマキリも幸せデス・・・と言っている。

  ◆今朝も素晴らしい光の朝。明日とあさっては雨だというから、今日の光はよけい嬉しい。朝食にサツマイモの素揚げ。ヨーグルトをのせて食べる。今サツマイモは大人気だという。朝日新聞の夕刊が大きくそう伝えていた。それもあって、いま書いている田舎暮らしの本の原稿にサツマイモの項目を加えた。素揚げにヨーグルト・・・美味しいよ。

  ◆風もなく穏やかな今日の天気は部屋の水槽のウナギにも伝わっているらしい。ずっと巣穴に潜っていたが、今朝はふわふわと泳いでいる。

  ◆そして、苗用ハウスに光を入れるためにカバーをめくろうと庭に出て見ると、その天井にカマキリがいる。青い空をバックにくつろいでいる。気持ちいいよなあ、今日の天気は・・でも、夜は寒いだろう、おまえはどこで夜を過ごしているんだい。

  ◆荷造りの前に、アドリブの仕事をひとつやる。ひとり生えしたトマト。もう寒いし、わざわさ防寒してやるのも手間だし・・・仕事の行き返りにわき目で見ながらそう思っていた。しかし、地面に這いつくばるようにして花をいっぱい咲かせている。情に打たれた。急ぎパイプを探してビニールを巻いてやった。夜はこの上からカーテンを掛けてやろう。

  ◆荷造りだ。秋ジャガを掘ってみた。春のジャガイモにはとてもかなわないが、まあまあの出来だ。今日からお客さんに送ろう。このジャガイモの他は、白菜、サニーレタス、長ネギ、ヤマイモ、サトイモ、ユズ、生姜、エダマメ、ナス、シイタケ、卵。そしてもう日暮れ。今日も野菜たちの防寒に走り回って1日の終わりである。