◆毛布2枚をガッチリかぶって熟睡。起床6時35分。なんとさわやかな空、そして光と風。朝食のあと、この上の写真、屋上庭園の清掃をする。近くにあるキウイのツル、雑草さまざま、それらが絡みついて光が入りにくくなっている。明日からはここで朝の珈琲を飲もう。

 

 

 

  ◆よかったなあ、涼しくなったなあ。野菜たちに囁きかけながら草を取り、土寄せしてやる。そしてヤマイモとサトイモを掘る。

 

 

  ◆白菜、キャベツ、カリフラワー。ようやく遮光の布団や毛布を外せる。外したついで、少し拡張して、他の畑で込み合っているチンゲンサイをここに移植してやろうか。ついでに、何度やっても発芽が悪かった人参、遅いかもしれないが、種が余っているのでそれもまいてみよう。

 

 

  ◆拡張作業はけっこう大仕事になって5時半までかかった。もう薄暗い。

 

 

  ◆しかし何とか夕刊は読める。1か月乳児抱いて3頭と遭遇「クマから逃れた母の奮闘」という大きな記事に見入る。岩手県大槌町の住宅街でのこと。斎藤歩叶さんは買い物に出かけたところでツキノワグマに遭遇した。記事は言う。

 

クマは3頭。うち2頭が路上をぐるぐる回り始めた。大声を上げたが誰も助けに来る気配はない。自分で何とかするしかなかった。元自衛官でもクマの倒し方は学んでいない。1頭が突進してきた。「この子を守らなくちゃ」。とっさに右足で思い切りクマを蹴り上げた。クマが少し遠ざかり、道が開けた。『今』だ。体重4。5キロの桜虎ちゃんを抱きかかえて逃げた。クマは追ってきたが、全速力で走り続けた・・・。

 

 

  ◆すごいお母さんだ。21歳。若き母は強し…ありふれた言葉になるが、それしか表現のしようがない。口ばっかり達者・・・そんな世の中において際立つ女性か、お母さんか。

 

 

  ◆昼間煮ておいた栗。半切りにして、スプーンでほじくり出した。ドンブリ1杯・・・けっこう時間を要した。NHKの「今日の料理」で栗のスープというのを見た。やってみようと思うのだ。蜂蜜で味付けし、トーストにのせるのもいいかもしれない。