◆今日も昨日と変わらぬ1日がまた始まる。この夏のひとつの現象。夜の尿量が少ない。僕は夜中にトイレまで行くのが面倒で、以前からベッドのそばに「おまる」が置いてある。寒い時期にはそれがかなりの量となるが、今はほとんどゼロに近い。

 

 

 ◆今日はまず老鶏の世話から始めよう。うちにいるニワトリで最長老。この写真でも少しわかるかもしれないが、人間で言うと白内障。眼球に白い幕がかかっている。それゆえ、食べ物も水も口元まで近づけてやらないと食べられない、飲めない。それに加えて若いオスがいじめる。1日何度も悲鳴を上げて、狭い場所に頭を突っ込む。そのたびに僕は駆け付ける。同じ老人として、日々の辛さはよくわかる。晩年の苦しみを少しでも少なくしてやりたい。もって、1日に彼のために費やす時間はかなりのものなのである。

 

 

 ◆今日も太陽を友として働く。足長バチに刺された左手、ようやく傷みと腫れが解消した。

 

 

 ◆この上の写真はランチに戻るためにシャツを脱いだところ。初めから裸で仕事したわけではない。狭い所を地面すれすれでもぐる。這いまわる。シャツを着ていても泥が入り込み、汗とまじってこうなるのである。ここ数日は、ランチ前、昨日の風呂の残り湯で体を洗っている。水風呂よりもちょっと暖かいという水温。いくらか体がシャキッとする。

 

 ◆ランチをすませ、さあ後半戦、行くかっ!!  と自分に気合を入れて畑に向かう。今日の荷物は大阪行き。ふるさと納税の品。以前はご主人の名前で1年間、そして今は奥さんの名前で月にふたつの注文荷物。大事な、ありがたいお客さんである。ブルーベリーはジャム用として大盛りとした。他に、生姜、ミョウガ、ゴーヤ、トマト、カボチャ、ピーマン、ソーメンカボチャ、エダマメ、卵15個。

 

 

 ◆午後4時半。畑を見回る。キュウリ、ナスなどに水やりし、小松菜をまく。この上の写真、日焼けしたキウイである。多くの他の実はほどほど葉によって光を遮られている。しかしこの実は遮る葉がなく、西日をもろに受ける。日焼けしてふにゃふにゃになったキウイなんて、何十年の経験で見たことはない。

 

 

 ◆そしてこちらは大発生したカメムシ。いることに気づいたのは半月ちょっと前。最初のうちは枝をゆすって落としていた。しかしそれでは全く間に合わなくなった。この下の写真、カメムシにやられた無惨なピーマンたちである。

 

 

 ◆いま世界で最も暑い国はどこ? 我がニッポンである。僕がふだん見るニュース専門チャンネルは、日本の天気予報に続いて世界各地の天気も伝える。シンガポールよりも、ハワイよりも、ロサンゼルスよりも、東京の気温は高い。たまたま1日だけではなく、週単位で高い。あさってだったか、東京の最高気温は38度という予報が出ている。さあどうする・・・。