◆このニワトリ、高さ1。5メートルの位置に設置してある木製のイチゴプランターに卵を産んだ。そしておととい、ヒヨコが生まれているのに僕は気がついた。今朝、ランニングに向かう時、帰ったら下におろしてやらんとなと思って裏庭に出ると、なんと、すでに降りていた。この小さな体で1。5メートルを飛び降りるなんて、えらいやっちゃ。 

 

 

◆今日はひたすら草退治。ここにあるのはヤマイモだから・・・そう安心し、タカをくくっていたら、とんでもないことになった。午前3時間、午後4時間。死ぬほど暑い中で奮闘した。 

 

 

◆午後4時20分。ヒヨコの鳴き声がする。寝る場所に行くには高さ50センチをジャンプしなければならないが、この体ではまだ無理。僕が手を貸してやるのである。そして、牛乳と干しイモで元気をつけて、再び草退治の現場へ向かった。草を退治しているうちに近くにあるキウイに行き当たった。せっかくの実がやはり草に埋もれている。柄の長い剪定ハサミを取りに戻った。 

 

 

◆1時間ほど作業は順調に進んだ。あと30分ほどで終わるか。うまいビールがオレを待ってるぜ・・・なんてことを思った瞬間、キウイとユズがからまったヤブから足長バチが飛び出し、僕の左手首を刺した。強烈な痛み。反射的に払いのけた。ところが、払い飛ばされた足長バチは、なんと不運なことに唇に当たった。ハチというやつは、物体に当たると反射的に針を出す。ボクシングで言うワンツーパンチを僕はくらったことになる。唇はまたたく間に膨れ上がった。 

 

 

◆最初に刺された腕の方は腫れだけでなく痺れが来た。幸い左手だから仕事の影響は少なくてすむが、チキショーメ、足長のやつ。使っていた剪定ハサミは現場に残したままだ。徒長枝を切り落とす仕事はもう少し残っている。明日、周囲に十分気を配りながら行ってみようか。たまたま1匹だけいたのでなく、おそらく足長の巣があるだろうから。巣の存在に先に気が付けばいくらでも対処のしようはあるのだが、見えない敵には不意打ちをくらう。毎年こうして痛い思いを僕はする。