◆晴天である。猛暑復活である。嬉しいのである。あとで知ったのだが、関東の梅雨明け宣言がなされたらしい。

 

 

 ◆朝一番の仕事。3日前にポットにまいたキャベツとブロッコリー。小さく発芽したものにまず水やり。そして60センチのポール8本を立てて遮光ネットをかぶせてやる。暑さの本番はこれから。その中で秋から冬収穫のキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、白菜、その苗を今どう作るか。腕の見せ所である。

 

 

 ◆トウモロコシのハウスに向かう。不出来なもの、硬くなったものを箱一杯取ってニワトリたちにやる。硬くなったものは、さすがのニワトリたちも齧り取れない。だからこうして包丁で小さく刻んでやるのだ。

 

 ◆そして今日も草取りだ。この猛暑の中で抜き取った草はたちまちのうちに刈れる。それが嬉しくてやる。頭も腕も背中も焼け焦げる・・・みたい。ランチで部屋に戻ってつけたテレビ。5チャンネルの大下さんは、今日は珍しく硬い内容でなく、紫外線の功罪がテーマだった。紫外線とはなかなかに怖いものらしい。それにあたると、たった2分で皮膚構造の基盤であるコラーゲンを破壊する。シワ、シミの原因にもなる。今日初めて知ったが加齢臭のもとにもなるのだそうだ。アメリカ人の例が出て来た。長くトラックドライバーを勤めてきた彼の顔の左側は無惨なほどに傷んでいた。窓越しの紫外線のせいだという。しかし、コメンテーターとして登場した女性の医師は、過剰な防御の弊害も指摘した。紫外線はビタミンDを作る。骨を強くする。心配のあまり陽に当たらない生活をすると骨粗鬆症になる。子供を過保護にすると軟弱な骨、虚弱体質となる・・・。

 

 

 ◆これが40年間、強い光に当たり続けた我が顔である。シミ、シワの加減はいかほどだろうか。骨に関してだけは自信を持つ。頑丈である。紫外線、そのプラス部分、マイナス部分。両者相殺して・・・我が人生(40年間の百姓生活に加えて、瀬戸の海で毎年40日泳ぎ続けた)経験で言うならば・・・間違いなくプラスの方が大きい。太陽はすばらしいものと思う。

 

 

 ◆荷造りだ。嬉しいね。前にふるさと納税でのお客さんがリピート注文してくれた。トマト、ナス、エダマメ、ブルーベリー、バジル、ピーマン、ジャガイモ、人参、カボチャ、卵15個。

 

 

 ◆荷造りを終えて再び草取り。ブヨなんぞ何するものぞ。6時半まで奮闘した。そして部屋に戻る前にジャガイモの皮むき。仕事の合間、売り物にならないチビのジャガイモを太陽光発電につないだ鍋に放り込んでおいた。茹で上がった。それをこうして爪を使って皮むきするのだ。

 

 

 ◆小さいので作業は厄介だが、よっしゃ、仕上がったぞ。明太子ドレッシングで食べるとビールに合う。今日もよき1日であった。