◆すばらしい空の朝である。埼玉とか群馬とかでは38度の猛暑日になるとの予報が出ている。ランニングから戻り、洗濯物を干す。雨が3日続くと洗い物は20枚くらいになる。

 

 

  ◆さてと仕事。畑に向かう所で異変を感じた。5月に7000円を投じて買った甘いレモン、そのまま齧って食べられるというレモン。先端に1本だけ勢いよく伸びていた枝、その葉が全くなくなっている。えっーと驚き、近づいて見ると、こいつがいた。お前の仕業かあ・・・オレは可愛い姿のおまえが前から好きなんだが、これだけは齧られちゃ困るんだよなあ。

 

 

  ◆腕、首筋、背中が燃える。テレビは、こんな日は屋外での激しい運動はやめましょう、こまめに水分を取りましょう、日焼け止めクリームを塗りましょう・・・そう呼びかけているが、暑さ対策法のベストは馴らすことじゃないかな。防御ばかりに走るのではなく、正面から向き合うことじゃないかな。大豆をポットにまく。まきたい豆は400粒。今日はとりあえず150粒。

 

 

  ◆荷造りにかかる。今月分のふるさと納税の最終便、大阪行きだ。メニューに今日からカボチャが加わる。今年の初物だ。「田舎暮らしの本」WEB版『生産性ブルース』にこのカボチャのことを書いた。種まきから収穫までの時間は、会社員なら月給を6回もらうのに等しいのだと・・・。正月早々、部屋の中に電気カーペットを敷き、ポットにまいた種をガラスケースに入れて保温した。昼間にはそのガラスケースを外に出して太陽光に当てた。そして3月、ビニールハウスに植えた。まだ寒いので三角帽子型のプラスチックカバーで保温した。最初の雌花が咲いたのは4月下旬。熟すまでの時間は受精から最低50日。かくして、種まきから半年を経て今日の初収穫となったのである。

田舎暮らしの本『生産性ブルース』

https://inakagurashiweb.com/archives/50418/

 

  ◆荷造りを終えたのは4時半。ソフトクリームと珈琲で束の間のくつろぎ。そしてサツマイモ畑に向かう。草が生えた。背後の竹の林から篠竹が侵入した。それらを取り払いながらツル返しにいそしむ。けっこう手ごわい作業だが、風呂上がりの金麦をエサとして力を出し切る。午後6時。やったぜ、すべてをやり終えたぜ。

 

 

  ◆金麦を飲みながら見たテレビのニュースで、横浜の動物園から台湾に送られていたバクが飛行機の中で熱中症で死んだと伝えられていた。まだ2歳、若いのに・・・冷房はない貨物室だったのだろうか。かわいそうに。