80歳までにはこのレモンを豊作にしてみたいな・・・そういう夢でひたすら穴を掘る。

  ◆いい朝である。朝はひんやり、昼間は暑い・・・植物には都合がいい。アマゾンに注文してあったレモンの苗木が届いた。普通のレモンはすでに2本ある(この下の写真、僕の左側)。しかし今回注文したのは糖度が高く、そのままかじって食べられるという品種だ。

  ◆そのための植え穴を掘る。フキやヤブカラシが繁茂している場所なのでちょっと厄介だ。苗木の名前はレモネード。小さな実生苗は1本が2000円くらい。しかしそれでは数年かかるだろうなあ、実がなるまでに。思い切って接ぎ木の大苗を買った、7200円。我が労働2日半に相当する金額。でもこれなら間違いなくオレが元気で生きている間に実がなるだろう。将来にほのかな夢を抱く・・・それが長生きのコツ・・・オレはそう思い込んでいるフシがある。

  ◆倉庫の片付けをしていたら奥の暗い場所に大きな植木鉢がシートをかぶさった状態で転がっているのが見えた。ヒョイと持ち上げ、シートをはがすと、出て来たのは黄色くなったサトイモ。ちょっと胸がジンとした。僕にも見捨てられ、暗い倉庫の中で懸命に茎をのばしている・・・すまんことをした。すぐ植えてやるからな。

  ◆荷造り。ソラマメ、エンドウ、人参、玉ねぎ、ジャガイモ、ウド、アスパラ、キャベツ、カリフラワー、カブ、卵12個。

  ◆4時半に荷造りを終えて、まだまだ仕事はある。ハウスのイチゴをつまんで元気づけ、さあ草取りだ。仕事アガリは6時。7時に晩酌。それからしばらくして電話が鳴った。関西にいる同級生のとよちゃんからだった。楽しいおしゃべりを小1時間した。とよちゃんの声は、いつもはずむようで、明るい。