◆晴れた。しかし冷たい北風がビュウビュウと吹く。おとといからやっているウドの土盛りの現場に向かう。足元の土をスコップですくい、投げ上げるのだが、キクイモとヤマイモがけっこう出て来る。それを収穫しながらの作業だ。

 

 

  ◆2時間の作業でここまで来た。ランチして、荷造りにかからねば。今日のふるさと納税のお客さんは大阪。一昨年はご主人の名前で、去年からは奥さんの名前で、しかも2口のオーダーをくださった。ありがたいお客さんだ。

 

 

  ◆ヤマイモ、赤かぶ、べか菜、タアサイ、大豆モヤシ、サツマイモ、キクイモ、キャベツ、長ネギ、シイタケ、卵15。

 

 

 

  ◆荷造りを終えてまたウドの現場へ。なんとしても今日終わらせる。日暮れ時刻、見えなくなるギリギリまでやって、完成だぜ、やったぜ。長さ8メートル、幅2メートル。盛り上げた土は60センチ。

 

 

  ◆東日本大震災からまもなく13年ということで、テレビはどの局も過去の記録フィルムを流していている。テレビを見ていて僕がいちばん悲しく思ったのは、取り残された牛たち。食べる物がなく、腹をすかせた牛たちは近くの柱の皮をかじった。そしてみんな死んだ・・・。年齢のせいに違いない。今の僕は言葉を持たない生き物たちが死ぬ姿に胸が痛む。そして・・・昨日の朝4時25分頃、千葉県沖を震源とする地震のガツンで僕は目が覚めた。情報を聴こうと枕元のラジオをつけたら、偶然、京都大学の名誉教授が東南海地震について語っているところだった。南海トラフ地震は2035年プラスマイナス5年の確率で確実に起こる。マグニチュードは東日本大震災を上回る9。2。津波の高さは36メートル。被災する人口は6000万人・・・。教授は言った。日本の人口の半分が被災します。たぶん他からの救助活動は無理です。自分自身で生き延びる道を考えておかねばなりません・・・。