桃園空港から移動し、台北の市内へ向かいます。バスも出ているみたいですが、当ブログは鉄道をメインに扱っていますので(笑)、もちろん鉄道で移動します。
ここ桃園空港と台北の間にはMRTが走っていますので、そちらに乗り換えます。
斜めのエスカレーター(語彙力なさすぎ笑)で地下に向かいます。
日本でこの手のエスカレーターって、めっきり見なくなりましたよね。あるのはコストコぐらい?キャナルシティ博多のやつってまだあるんだろうかしらん・・・
案内に従っていけば、問題なくホームに行けます。券売機は日本語も対応していますし、クレジットカードのタッチ決済でも乗車可能。
列車が2種類あって、快速列車(空港ライナー的なや~つ)と普通列車(各停)があります。よっぽどのことがない限り、快速に乗った方がいいでしょう。
紫の帯を纏った車両が快速、青の帯を纏った車両が各停と、種別で列車が使い分けてあるのでわかりやすいですね。
発車案内もホームにあります。漢字表記しかありませんが、なんとなく言わんとしてることは分かります。
快速、各停とも15分間隔での運行です。
車内はこんな感じで、クロスシートがメイン。
一部はボックス席もあります。このボックス駅はかなりシートピッチが広いので、キャリーバッグを前に抱えたままでも乗ることができます。
もちろん、空港アクセス専用車ということで、大型の荷物置き場も備えています。
何か小っちゃいテーブルがあるな・・・と思っていたら、ワイヤレス充電ができるみたい。治安がいい証なのでしょうが、ちょっと置いとくのはコワイ。
そんな方のために(?)、肘掛けにはUSBポートがあります。日本だと東京メトロあたりでたまーに見かけますが、普通車ではほぼない設備ですよね。
そんなこんなで、40分ほど電車に揺られ台北駅へ。ホテルに荷物を置きまして向かったのは「台湾の鉄博」こと「国立台湾博物館鉄道部パーク」。
「台湾まで来て鉄道かよ!」と突っ込みを受けるかもですが、当ブログは鉄道がメイン(以下略)。
本体の「国立台湾博物館」とは別の所にあり、2020年にオープンした比較的新しい建物だそう。いや、本当は「台北101」に行きたかったんですが、生憎の雨模様で、展望台に行っても何も見えない状態だったんですよね。さすが雨男!(笑)
中は割と細かく区切られており、台湾の鉄道の歴史を知ることができます。
なお、字幕は中国語と英語のみなので、私のようなどっちも読めない人は、今一つ理解できません。(笑)
ただ、モニター画面があるやつでは日本語の字幕もありました。
1939年の路線図。当時は日本が統治していた時代、多くの路線が建設されたみたいです。たしかに、路線図の書き方は日本のそれですね。
なお、日本統治下前の清朝統治時代からレール幅は1067㎜だったとか。日本にとっては、その辺も都合よかったのでしょうね。
今でも、台湾高鐵が日本の700系新幹線を使ったり、台湾国鉄が日本地方私鉄とコラボしたりと、何かと縁がありますね・
こちらはしなの鉄道と台湾国鉄のコラボ塗装。見事に115系が台湾国鉄カラーに変身してます。
「莒光號」という急行列車で使われていた車両を再現したものがありましたが、これが唯一保存車両っぽいものでしょうか。
どうみても日本の車両に見えるのは、造ったのが日立製作所だから。昭和40年代~50年代ぐらいの特急型列車で主流だった、簡易リクライニングシートです。なんとなく、車内の香りも国鉄臭がしました。(笑)
その他にもヘッドマークや・・
食堂車の様子を再現したものも。
踏切や懐かしの腕木式信号機も展示してありました。
こちらも懐かしいタブレット閉塞機&タブレットキャッチャーも。そういえば、高速通過でタブレットを投げ入れていたのも台湾の国鉄でしたっけ?
鳥取県出身の私は、急行「砂丘」が因美線を走っていた時代に乗っているはずなのですが、当時の記憶はあんまりありません。(笑)
おまけで、台北の駅裏に静態保存の車両がありました。
この後はホテルにチェックインし、台湾プロ野球を観戦しに球場へ行きます。え、雨なのにダイジョウブなのかって?ふふふ、雨でも見れる球場が台湾にもあるんですよ!(笑)