余市から倶知安までやって来ました。ここで運転系統が別れているため、一旦下車します。
ここから長万部に行くのは1日5本のみ。日中時間帯では、今から乗る12時35分発しかないんですね・・・
倶知安の駅前。ここに新幹線が来るのか・・・と思うと、にわかに信じられないですね。
広い構内を有していたであろう倶知安駅。かつての側線の跡には総合体育館が建っています。操車場跡に建てられた、鳥栖の駅前不動産スタジアムみたいなものでしょうかね。
ここから乗るのもH100系DECMOです。もはや彼らが北海道のローカル線の主役となりつつあります・・・
1両でしたので、ボックス席には座れずにロングシートの住人となりました。(笑)
保線の職員さんが何故かいっぱい。
北海道でも西九州新幹線の中吊り広告。おそらく、来年春に乗りに行くことになりそうです。
倶知安の次の駅は、駅の宿としても有名な比羅夫駅。泊まりたかったんですけど、日程の都合上、今回は無理でした。(遊びで来てるならいつでも、なんですが、今回はあくまで出張中のやすみなのでね・・・)
ログハウスも見えました。
カタカナ駅のニセコや・・・
一部列車の終点である蘭越と停車し、列車はどんどん西へと進みます。
ニセコでは若干の乗降があったものの、その他の駅ではほぼ乗降なし。乗っている人は同業者ばかりで、日常的に使ってる人はいないんだろうな・・・と思いました。
熱郛(ねっぷ)は読めません・・・
この熱郛を過ぎたところでトラブル発生!踏み切りで非常ボタンが押されたということで緊急停車しました。
おそらく、運行上の支障があるわけではなさそうでしたが、どうやら遮断棒が折れていたそう。運転手さんが無線で連絡を取って、対応されていました。
たまたま補選の係員さんも乗ってらしたのでまだよかったのですが、通常時のワンマン運転だと大変でしょうね・・・。
結局、25分ほど遅れて運転を再開しました。
なお、長万部での乗り継ぎ時間は26分・・・おいおい、間に合うのかよ・・・と別の心配がでてまいりました。
気が気でなかったのか、この辺からあんまり写真撮ってないですね。二股駅が貨車駅だったことしか目になかったようです。
他に印象に残っているのが、遅れを回復するために可能な限り飛ばしていたことでしょうか。遅れが短縮されたのはありがたいのですが、線形が良くないので縦横に揺れて、酔いそうになりました。
長万部手前でカーブして室蘭本線に合流します。この時点で20分遅れぐらいに短縮されていました。
あぁ、よかった・・・間に合った・・。運転手さん、ありがとうございました。
緊急停車は関西で新快速に乗っていた時に2回ぐらい経験しましたが、まさかこのローカル線で経験するとは・・・