特急はやとの風に惜別乗車してきた際の乗車記の続きです。
嘉例川に続いて霧島温泉駅にも停車。ここでも10分ほど停車時間があります。
坂本龍馬が新婚旅行をした地として有名ですね。顔出しパネルがありました。
ホームで物販が行われていました。人が多いので駅舎側に退避です。
南九州らしい駅舎です。
続いては大隅横川に停車。嘉例川より知名度は落ちますが、ここも古くからの木造駅舎が残っています。
この駅には太平洋戦争中に機銃掃射された際の銃弾痕が残っています。太平洋戦争末期(特に硫黄島が陥落してから)は米軍が都会・田舎関わらず列車に機銃掃射していたみたいでして、我が鳥取県の大山口駅付近でも機銃掃射により多くの死傷者が出たようです。
80年近く前と同じことが今、ウクライナで起こっていると思うと心が痛いですね・・・。
この駅はどうやら元は2面3線だった様子。現在は、中線が撤去された2面2線構造です。ちょうど対向列車がやって来ました。
列車はその後栗野駅にも停車。
いい天気です。
列車は終点の吉松に到着。1時間半ほどの乗車でしたが、久しぶりのはやとの風を楽しむことができました。
ターミナル駅である吉松も、先日のダイヤ改正から無人駅に。まあ、利用者数を見ると仕方ないところもあるのでしょうが・・・
吉松駅の横にはSL会館がありまして、過去のSLの写真や売店、食堂もありました。駅前には温泉もありますし、乗り換え時間を潰すことができそうですね。(なお、私は折り返しのはやとの風に乗るので、そこまでの時間はありません笑)
あ、本物のSLもありますよ。C55が静態保存されています。
みんな大好き(?)な腕木式信号機も。
吉松駅構内に戻ってきました。吉都線ホームではキハ40がお昼寝中。
広い構内にかつての繫栄が偲ばれます・・・
吉都線なんか、日中は5時間も空くんですね・・・。まあ、高校生ぐらいしか使わないでしょうから、そうなりますよね・・・。
なんとホームにサボ入れがありました。九州のキハ40・47も未だにサボを付けるタイプの行き先表示ですね。
駅員さんがいなくなる、ということは運転士さんが自ら取り換えるのでしょうかね?
復路はほぼほぼ寝ておりましたので、こんな写真しかありません。(笑)
対向ホームから大隅横川駅舎を撮ったもの。
ただ、如何せんこんなシートなので、途中で腰が痛くて起きました。
あとは、比較的キレイに撮れた桜島ぐらい。(笑)
はやとの風がなくなってしまうのは悲しいですが、今後リニューアルされて秋には「ふたつ星」として長崎を走るとのこと。何やら「或る列車」みたいな内装になりそうですが(笑)、デビューした際にはまた乗りに行きたいと思います!