昨日、ようやく晴れ間が見えた松江市。山陰では鳥取県を中心に大雪となりました。(松江は10㎝も積もりませんでしたが・・・)
特に、倉吉や智頭あたりは60㎝以上積もったみたいで、山陰線の鳥取県区間や因美線は運休になっていましたね。
島根県でも奥出雲町で50㎝ほど降ったみたいで、木次線の木次以南が運休になっていました。
ようやく昨日午後より、木次~出雲横田間が再開されました。(なお、横田~備後落合は冬眠に入った模様・・・笑)
雪が落ち着きましたので、その様子を撮ってきました。
やって来たのは亀嵩駅前。「思ったよりは」積もってないですが、これでも40センチぐらいは残っているでしょうか。
駅舎です。気温が上がってきたので、つららが結構溶けてますね。
ホーロー引きの駅名標に丸ポストに公衆電話。古き良きローカル駅の雰囲気です。
右にいる警官さんは松本清張の小説「砂の器」に登場する警官さんの顔出しパネルです。撮ってる人は見たことありませんが。(笑)
かめ駅長は駅舎内にいらっしゃいました。お蕎麦屋さんは本日は定休日。
奥出雲町の観光情報が置かれていました。前はこんなんなかったような・・・
これがあったら、公衆電話使う人なんていなそうです。
温泉旅館の玉峰山荘さんはこの駅に送迎に来てくれる様子。
ホームに上がると、そこは一面の銀世界。2本のレールと、枕木の形だけが見える以外は雪で覆われていました。
線路脇に雪が溜まっており、ラッセル車が雪かきをしたことが伺えますね。皆様、お疲れ様です。
ホームは、列車が停車する2両分は除雪してありました。ホームへの入り口が頼りないですが・・・(笑)
ホーム側にもホーロー引きの駅名標と幟。
停止位置目標。2両編成もここに停まるのかな?わざわざ120形と書かなくても、普通列車はこの形式しか来ません。(笑)
奥にはトロッコ列車「奥出雲おろち号」の停止位置目標。冬季は運休で4月から運行されます。
なお、こちらは「冬眠」に入った、横田~備後落合間にある八川駅のホームの様子。
「線路はいずこへ・・・?」という状態です。除雪する気配はありません。(駅前は雪が掻いてありましたが・・・)
まあ、この区間は
・日常で利用している人は皆無に等しい
・線形悪い、線路規格低い、路盤が弱い
・そもそも山岳区間で、雪崩の危険性もある
・三段式スイッチバックのポイントがある
こんだけ条件が(ある意味)揃っていれば、動かす気にはなれませんよね。
追記
ちょっと松江駅に寄ってみたら、サンライズ運休の案内が。大雪の影響が「山陰」ではなく「東海道線」というのが今回の大雪を物語っています。(彦根、米原あたりはすごかったですからね・・・)