大雪後の木次線の現況(2021年12月28日) | 山陰人のボヤ紀行

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昨日、ようやく晴れ間が見えた松江市。山陰では鳥取県を中心に大雪となりました。(松江は10㎝も積もりませんでしたが・・・)

 

特に、倉吉や智頭あたりは60㎝以上積もったみたいで、山陰線の鳥取県区間や因美線は運休になっていましたね。

 

島根県でも奥出雲町で50㎝ほど降ったみたいで、木次線の木次以南が運休になっていました。

ようやく昨日午後より、木次~出雲横田間が再開されました。(なお、横田~備後落合は冬眠に入った模様・・・笑)

 

雪が落ち着きましたので、その様子を撮ってきました。

 

 

 

やって来たのは亀嵩駅前。「思ったよりは」積もってないですが、これでも40センチぐらいは残っているでしょうか。

 

 

 

駅舎です。気温が上がってきたので、つららが結構溶けてますね。

ホーロー引きの駅名標に丸ポストに公衆電話。古き良きローカル駅の雰囲気です。

 

右にいる警官さんは松本清張の小説「砂の器」に登場する警官さんの顔出しパネルです。撮ってる人は見たことありませんが。(笑)

 

 

 

 

かめ駅長は駅舎内にいらっしゃいました。お蕎麦屋さんは本日は定休日。

 

 

 

奥出雲町の観光情報が置かれていました。前はこんなんなかったような・・・

 

 

 

これがあったら、公衆電話使う人なんていなそうです。

温泉旅館の玉峰山荘さんはこの駅に送迎に来てくれる様子。

 

 

 

ホームに上がると、そこは一面の銀世界。2本のレールと、枕木の形だけが見える以外は雪で覆われていました。

線路脇に雪が溜まっており、ラッセル車が雪かきをしたことが伺えますね。皆様、お疲れ様です。

 

 

 

ホームは、列車が停車する2両分は除雪してありました。ホームへの入り口が頼りないですが・・・(笑)

 

 

 

ホーム側にもホーロー引きの駅名標と幟。

 

 

 

停止位置目標。2両編成もここに停まるのかな?わざわざ120形と書かなくても、普通列車はこの形式しか来ません。(笑)

 

 

 

奥にはトロッコ列車「奥出雲おろち号」の停止位置目標。冬季は運休で4月から運行されます。

 

 

 

なお、こちらは「冬眠」に入った、横田~備後落合間にある八川駅のホームの様子。

「線路はいずこへ・・・?」という状態です。除雪する気配はありません。(駅前は雪が掻いてありましたが・・・)

 

まあ、この区間は

 

・日常で利用している人は皆無に等しい

・線形悪い、線路規格低い、路盤が弱い

・そもそも山岳区間で、雪崩の危険性もある

・三段式スイッチバックのポイントがある

 

こんだけ条件が(ある意味)揃っていれば、動かす気にはなれませんよね。

 

 

追記

 

ちょっと松江駅に寄ってみたら、サンライズ運休の案内が。大雪の影響が「山陰」ではなく「東海道線」というのが今回の大雪を物語っています。(彦根、米原あたりはすごかったですからね・・・)