山陰本線の不通区間の現況(江南~田儀間)~2021年9月~ | 山陰人のボヤ紀行

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珍しく取って出しの記事です。(笑)

 

異常に雨が降った今年の夏。各地で洪水や浸水被害が相次いだように、ここ山陰地区でも未だに影響が出ている所があります。

 

特に出雲市多伎町の国道9号で地滑りが起きており、同じような場所を走っている山陰本線も不通となっています。

 

 

JRのHPには、

 

出雲市多伎町地内における地すべりの影響により不通となっている山陰本線江南駅~田儀駅間では、国交省による斜面の土砂撤去作業に合わせた復旧計画としています。このため斜面工事と同様に運転再開には、約1ヶ月程度を要するものと考えております。
なお、今後の天候(大雨や台風)や地すべり変位の状況により計画は変更となることもあります。運転再開につきましては決まり次第、お知らせいたします。

 

と記載されており、いつ復旧するか不明という状況です。

 

現状では江南駅~田儀駅はバス代行、特急列車(おき・まつかぜ)は出雲市と大田市でぶつ切り、アクアライナーは運休となっています。

 

 

 

というわけで、江南駅へ行ってきました。旧湖陵町の代表駅で、昔ながらの木造駅舎です。瓦は石州瓦ではないみたい。

 

 

 

駅前にはJRバス中国の代行バスがいました。大体1時間に1本運行されているようで、この区間だけに限れば列車での運行時より本数が多いくらいです。(大体この辺りの駅は日中2時間に1本程度です。)

 

JRの職員も何名かいらっしゃり、スムーズに案内できているように見えました。

 

 

江南駅の時刻表。基本的にはこの駅の発着時間に合わせて列車は運行されている様子。(田儀駅も同様)

 

 

 

元々は有人駅だったようです。

 

 

 

駅舎内にも運行案内が。これだけ情報があると、どこ見ていいか分からんなぁ・・・

 

 

 

ホームに行ってみると、キハ47が停車中。この列車が15:54発の出雲市行きとなるようです。ぱっと見、10名ぐらい乗車されてました。

 

 

 

 

線路は若干錆びてきてますね。この時点で運休から2週間ほど。

 

 

 

少し待っていると、江南駅15:54着の列車(キハ126)がやって来ました。ダイヤ上はここで行き違いを行う列車です。

 

 

 

方向幕が薄すぎて見えないんですが(笑)、「普通」という表記のみになっています。さすがにLEDとはいえ「江南」なんて行き先はないでしょうしね。

 

この列車からの下車客は20名ほど。半分ほどの方が代行バスへ乗られた様子。

 

入れ替わりで隣のキハ47が発車していきました。

 

 

 

ちなみに、隣の小田駅にも行ってみました。

 

 

 

こちらはもっとサビていました。江南や田儀は当駅止の列車が来ますが、ここは完全に列車が来ないですもんね・・・

(枕木がPCなのを、この写真を見て気づきました笑)

 

 

 

あと、何故か駅名標にロープが絡めてありました。見た感じ、部品が取れたわけでもなさそうなので、「列車来ないよ!」という印なのでしょうか?

 

 

この不通になっている区間、国道9号と一体化しての復旧作業ということで、しばらく時間がかかりそうですね。一刻も早い復旧を願います。