「房総横断乗車券」を使用し、いすみ鉄道を完乗。終点の上総中野で小湊鉄道に乗り換えます。
乗車するのは小湊鉄道のキハ200。いちはらアート×MIXという芸術祭のロゴが入っていますね。「2020+」となっているのは昨年開催できなかったからでしょうか。
上総中野駅構内の線路にはバラストがほとんどありません。その辺の畦道に線路が敷いてある感じです。
アップで1枚。1977年(昭和52)製造らしいです。(これでもキハ200では一番新しいようです。)
よくドラマの撮影でも使われており、私の中ではセカチューで見た印象が強いです。
最近、JR東のキハ40を購入して話題の小湊鉄道ですが、残念ながらその車両を見ることはできませんでした。
行き先のサボ。ホーロー引きのようなレトロなデザインです。
さて、乗り込んでいきます。ホームが低いので、気動車であってもこの段差。乗車の際はお気を付けくださいませ。
ドアは片開きの下にも窓が付いたタイプ。ドアレールもレトロです。
ドアの上には路線図が。途中の上総牛久を境に本数が激減します。上総中野には1日5本しか来ませんので・・・
運転台側。右側の乗務員スペースは客室とを隔てる窓がありません。「禁煙」という表記が登場した時代らしい表記板ですね。
座席はロングシート。2ドア車なので、文字通りのロングなシートです。(笑)
天井には扇風機も。一応、冷房装置もありますが、ちょっと効きが弱いんでしょうかね?
柱に鏡が付いてました。下の広告も車両登場時からのものでしょうか?
途中の里見駅で列車の行き違い。ここから上総牛久まではここまではなんとタブレット閉塞!しかも21世紀になってから「復活」するという奇跡!なんでも、学校の統廃合で通学用列車の増発、交換設備の設置、駅員の配置をしなければいけなくなった小湊鉄道は、「なんならタブレットにしてしまおうや!」となったらしいです。(笑)
鉄道ファン的には「good job!」ですね。
上総牛久駅に到着。ここで一気に乗客が増えました。ここからは通勤通学需要も多いみたいです。
途中駅の海士有木駅。隠岐の島以外でも「海士(あま)」と読む地名があるんですね。
カーポートのような屋根も特徴的。
上総中野から75分程で終点の五井駅に到着。(画像がなかったので、代わりの横須賀線)
正直、線路の状態は悪いし(縦方向にホッピングして、腰が痛くなりました笑)、決して快適な車両とは言えないのですが、何ともいえない味がある路線ですね。また房総方面に来る際は乗りに来ようと思います。その時はキハ40に乗りたいな~。