【気配りのプロは愛される】気遣いの思考は寺の弟子に学べ!(小噺) | ビジネススキル向上ブログ!ビジネスに仕事の役立つ情報を発信します

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いつも仕事をする上で大切にしている指針があります。

 

仕事ができる人は細部に気がつき、気配りが上手ですよね。

 

気配り・目配りができる人間になるためには、何を気をつけたら良いのだろうと考えている人はこれから書く話が気遣いのヒントいなるかもしれません。

 

僕は好きな逸話があるんですが、それはお寺のお弟子さんの話。

 

どんな話なのかと言うと。

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時代背景は江戸時代頃の話なんですが、

 

新たな城を建造するために、一人の大名が長距離移動(大名行列)をしながら建造場所へ向かう途中の話です。

 

この頃は車なんて便利なものはないですから、歩いて長距離を移動しないといけないわけです。

 

そこで、殿一行が休憩でお寺に立ち寄りました。

 

勿論、お寺ですから僧侶がいますよね。

 

僧侶)「殿、ようこそ、お越しくださいました!お疲れでしょうからどうぞおかけください」

 

殿は、寺の座布団に腰掛けました。

 

殿と僧侶はその場で談笑をしているのですが、殿が座布団に腰掛けるやすぐに、

 

お寺の弟子がお茶を差し出します。

 

1杯目のお茶は”大きめの茶器に冷たいお茶”を差し出しました。

 

殿は長距離の移動で疲れて喉が乾いていたことから、冷たいお茶をクイッと一気に飲み干しました。

 

2杯目のお茶は”少し小さめの茶器にぬるめのお茶”を差し出しました。

 

殿は、ぬるめのお茶を飲みながら、気持ちがほぐれてお茶を嗜みながら、僧侶と談笑を続けました。

しばらくして、殿が宿所へ移動する時になると、弟子は

 

3杯目のお茶は”一口サイズの茶器に熱々のお茶”を差し出しました。

 

殿は、熱々のお茶をクッと一気に飲み、また次の場所へと向かう気持ちを入れ直しました。

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ここで物語の鍵を握るのは、弟子の出した気配りのできたお茶です。

 

殿の状況を把握して(喉が乾いている→リラックスする→気持ちを引き締め直す)最適なタイミングで最適な量を差し出す心遣いと気配りが何よりも素敵ですよね。

 

こうして、相手のことを観察して、相手のためになる行動は普段の仕事でも活かすことができます。

 

自分の仕事では生かされているか、振り返ってみてもいいかもしれないですね。

 

気配り上手は愛されますから!では!