コミットメントの法則はご存知でしょうか。
人は行動を起こす際にいくつかの心理変化を経て行動に移します。
今日は「商談がうまくいかない」「子どもが言うことを聞かない」と悩んでいる皆さまに実践いただきたい内容となっています。
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コミットメントの法則とは。
単純にコミットさせる。というシンプルな方法になります。
相手にどんな行動を起こすのかを言葉にしてもらう、書いてもらうんです。
言葉にした途端に「自分との約束」が心理で形成され、
言った通りの行動を「とりたくなる」心理なんですね。
コミットすることで行動する理由としては2つあります。
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①言ったことに対する責任感
自分で言ったことに対しては責任が現れます。
そして言ったことに対して実行できない時の不快感は自分の中であり続けるものなので、
取り除くために行動へ移すパターンが挙げられます。
なにより実行できないと「ダメな人間だなぁ」と落ち込んでしまいますよね。
そうならない為に人は動くということが実証されています。
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②周囲の信頼感
人は周囲の調和と共に生活していますので、他者がいる前でコミット(宣言)したことに対して実行できなければ、聞いた人間から信頼をなくします。
周囲の目を全く気にしない人もいますが、コミットしたことを達成することで他者との信頼がうまれ、信頼が仕事につながっていきます。どんな小さなことでも必ず守って実行すれば、仕事は大きくなります。
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それでは、ここでコミットメントを使った例を紹介します。
貧困地域に家を建てるプロジェクトによる、建設費用を集める寄付活動が行われていたとします。
ここで早速取り掛かろうと思い、行動に移す作戦が街頭募金活動があります。
当日若い学生が集まり、大きな声で募金活動を行なっています。協力してください。と声をあげています。
ただし、その場で共感を得ることは難しいのです。
ですが、これを、貧困地域にまつわるアンケートをとる活動から始めたとしましょう。
アンケートに答えて貧困地域の現状を知った人は「アンケートに答える」ことが自分の中でのコミットメントとなり、貧困地域の募金に協力する最初の一歩となっているのです。
すると募金を行う確率が高くなり、より多くの募金を集められる結果となります。
大切なのは、相手にコミットさせること。
相手が最終的な大きな買い物(10万するバッグ)を買わせる為には、アンケートをとり、無料の試供品を試してもらい
安いものをまずは買ってもらい(100円くらいの)大きな買い物をしてもらうことも可能になります。
人を動かすヒントになれば幸いです!
今日もありがとうございました!