キャンパスライフを背に終わらない春を謳歌しようとして
夢を追いかけてたつもりが 気がつけば一人ぼっちで歌ってたんだっけ。
あんなに近かった空が 今はこんなにも遠いよ。
せめて、この気持ちだけは伝えたくて。もう二度と、届かないとしても。
いつかのNewComers Vol.2。声が枯れてグダグダのライブ。
トラウマ抱えて飛び乗ったバス。敗者なんてのはいつも孤独だ。
乗り立ったホームタウンの歩道橋。いつもの喧騒。
メインステージの歌声から離れた場所で アンタのギターにオレは出会った。
[hook]
この場所で約束したこの街で
今もラララ…
終わらない誌を歌おう ねぇ
もう二度と会えないとしても
今 聴いてほしい詩があるんだ。
今では優しく迎えてくれる梅田サイファーも昔は苦手だった。
ちょっと離れた場所でアンタのギターを聴きながら駄弁るのが好きだった。
でもさ 音楽よりも大事な家族が出来た なんて言われて「現実」を憎んで
モーモクなまま 生きて来たせいで ネクタイの締め方 ヘタクソなまま。
アンタの計報を聞いたクリスマス・イブ。西に向かう阪急。
一年ぶりに会った二個上のカノジョと「パパ」も言えない泣き虫のBaby
赤ん坊を抱きしめる時 重たい理由が解った気がした。
何にも知らないガキの両手は 軽くて、無力でさ。やっと泣けた。
[hook]
この場所で約束したこの街で
今もラララ…
終わらない誌を歌おう ねぇ
もう二度と会えないとしても
今 聴いてほしい詩があるんだ。
この場所で約束したこの街で
今もラララ…
敵わなかった夢の続きを描こう。
もう二度と後悔なんてしない様に
目の前の未来へ歌うんだ。
ツバサが折れてから気付いたんだ
地に足付けて生きる難しさ
どんなに手を伸ばしても届かなかった
夢があるんだ。
あのさ、聴かせたかったアルバムがあるんだ。
歌いたかった歌があるんだ。
伝えられなかった言葉があるんだ。
もう二度と届かないとしても。
ありがとう、さよなら。
[hook]
この場所で約束したこの街で
今もラララ…
終わらない誌を歌おう ねぇ
もう二度と会えないとしても
今 聴いてほしい詩があるんだ。
この場所で約束したこの街で
今もラララ…
敵わなかった夢の続きを描こう。
もう二度と後悔なんてしない様に
目の前の未来へ歌うんだ。
I sing for you.
弾けないギターを片手に。
I sing for you.
オレは歌うよ Yeah...
I sing for you.
もう振り返ったりしないよ。
目の前の君に聴いてほしい詩があるんだ。
今 Yeah...
ツバサが折れてから気付いたんだ
地に足付けて生きる難しさ
どんなに手を伸ばしても掴めなかった幸せをやっと見つけた。
残された者としてオレは歌うよ。
アンタと同じ目線で歌うよ
たとえ、届かないとしても、胸を張って歌おう。
弱虫なりに書いたこんな詩を。
Sing for you...
Sing for you...