【鎮痛剤】 | 稲次将人オフィシャルブログ「イナよイヤよも好きのうち」Powered by Ameba

【鎮痛剤】


 ブルース・リーの死因であるとされる脳浮腫を引き起こした鎮痛剤の成分について、一昨年新説が出てたんですね。アスピリンではなくメプロバメートではないかと。







 愛人のくれたいつもと違う鎮痛剤を飲んだことで、不運にも(皮肉にも?)、メプロバメート(現在は禁止)への過剰反応というまれなケースに当たってしまったということのようです。




 僕は鎮痛剤にはなるべく反対です。胃カメラのときだったか忘れましたけど、鎮痛剤はお断りしました。コロナ感染が疑われた発熱外来のとき、解熱剤はお断りしました。痛みは危険を知らせる信号、きちんと感じる必要がある。発熱は菌やウイルスに抗う体の正常な防衛反応、そのさなかに薬で逆の反応を促すべきではない。必要のない解熱により、作られるはずの抗体がじゅうぶんに作られなくなるんじゃないかとさえ案じます。




 何年前でしょう、大好きな人が僕に、「○ー○○も飲んでみる?」鎮痛剤を飲まないかと勧めました。とんでもない。すぐにお断りして正解だった。飲んだらたぶん僕は特異体質で死んでたと思う。たーたんみたいな呼ばれ方をしてたあのころ。





 心に沁みる『My Foolish Heart』が聴かせたい。