안녕하세요.

 

久しぶりに何の予定もない休日。

何時に起きてもいいし、何時までパジャマをきていてもいい。外に出なくたっていい。動き回る日々があるからこそ、そういうなんでもない日がとても幸せに感じる。しかし、だからといって本当に何もせずにいられるわけでもなく、おもむろに部屋の掃除を始めた。

 

日々こなす家事は掃除機をかけたり、洗濯をしたり、表面的なきれいさを保つものが多い。そこで、前々から気になっていた細かい部分の掃除や、雑然と置かれているものの整理整頓に乗り出した。

 

整理整頓の目的は快適な生活空間を作ること。だけど、それ以上にこれから新たに迎え入れるであろう新しい服と靴と鞄と帽子のためである。必要以上にものを増やさない生活を心がけているものの、自分にとって必要と認めるものはそぎ落とさないというのが私の方針である。

 

生活していると、不思議なくらいに次々とものが増えていく。何となくその辺に置いておいたもの、捨てられなかったもの、とにかくものは増えていく。改めてひとつひとつについて判断していくと、サクサクと捨てられたりする。そして、捨てると決めたものの多さに驚く。今までこんなにたくさんの不要なものを抱えていたのか、と。人間が一人暮らすだけでこんなに多くのものがあるのか、と。そうして目に見えるようになった不要なものを処分するとなんだか体がとても軽くなったような気分になる。

 

そんな時、自分の中も同じではないかと思った。日々の生活の中で起きること、感じることが次々と溢れて行って、頭の中も心の中も常にいっぱいになりがち。その時にけりがつくこともあれば不完全燃焼で片隅に残るものもある。何となく忘れてはいけないような気がするものもある。そうやって、積もり積もった頭や心の中のものも、一度どこかでひとつひとつ整理してみるのはどうか。「それは本当に抱え続けるべきことなのか」「そうしたいものなのか」、と。そうやって頭の中も整理してみると、冷静な自分が「もう、いいんじゃないでしょうか?」と言って、案外あっさり手放せるものもあるのだと思う。そして心が軽やかになるのだと思う。

 

ある本で「忘却」の大切さが書かれていた。

忘れてはいけないことばかりを意識することが多い日常だけど、不要なものを積極的に忘れて、新しいものを受け入れるスペースを作っていくことも大切だと思う。

 

掃除の済んだすっきりとした部屋で、私の頭の中も、心のなかもすっきりさせるべく、この休日はやはりじっくりまったり過ごそうと思った。

 

 

 
 

おしまい。

 

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