共通テストの二日目に帰宅してから落ち込んでいた次男。
なんとか深夜までかかって私立の出願をした。
寝るのが遅くなったけど翌日は自己採点の点数を提出しに登校しなければいけなかった。
おかげで私は寝不足。
次男が学校に行っている間に郵便局の窓口に行って書類を郵送した。
次男はテストの点数を出しただけなので割と早めに帰宅した。
前日とは打って変わってウキウキしている。
できていないと思った数学と理科が周りの皆もできていなかったので安心している。
まだ全国の平均点もボダーも出ていないのに、バカな次男は自分が点が取れたと思い込んで国公立に受かった気でいた。
なのでそれからは地元の友達と遊びまくって、夜はいつもの通りゲーム三昧だった。
私には
「(国公立の)〇〇大学も行けるわ」
と喜んで話していた。
私は半信半疑ながらもそうであってほしいので内心喜んだ。
その2~3日後に次男は担任と面談すると言って登校した。
ネットで判定予測が出たので私は次男が学校にいる間にそれを見てガッカリした。
県内の第一志望はまず絶望的、第二第三希望も判定は悪かった。
遠い県外ならA判定が出ていたけど、そこへは行く気がないし私も行かせないつもりでいる。
その大学に行くなら県内の私立の方を選ぶ。
私は次男が現実を突きつけられて落ち込んで帰ってくると思っていたけど、次男は
「たぶん私立の共テ利用が受かっているから、そこでいいや」
と平然と言った。
「〇〇君もそこに決めてるし」
「私立の一般も受けに行くの止めようかな」
とまで言う。
国公立に行くって話じゃなかったっけ?
私が言っても反論されるので言わないでおいたけど。
やっぱり次男に期待するのは間違っていたのか。
でも、国公立の3倍にもなる学費はどうするんだ。
長男と次男二人とも私立の理系、一体いくらかかるんだろう。
考えると恐ろしい。
その後の次男は、一応国公立の2次は受けるけどもう勉強する気は全くない様子だ。
受けるつもりの大学の2次は小論文で、今まで小論文なんて書いたこともないし、塾にも行っていないので何も分からないと思うのに。
「共テを受ける前は背水の陣だと思ったけど、私立に受かってると思ったらやる気が出ない」
と言う。
私も私立も危ないかもって言われていたので担任に「ほぼ(共テ利用で)受かっているだろう」と言われてホッとはしているけど、元々大学は国公立に行くという話であの私立高校に行かせたのに。
なんかモヤモヤする。
でもそれが次男の元々の資質なら仕方ない。
どこの大学に行くかより、将来何になりたいか、自分のやりたい職業に就けて、食べて行けるかということの方が大事だ。