最近は自分の仕事が忙しかったりしてあまりブログを書けていなかった。
それでも次男の大学入試のことは常に頭の中の大部分を占めていて、何をしていてもそれが頭から離れることはなかった。
心配性の私は次男が何かやらかすのではないかとハラハラしっぱなしだ(今も)。
「家では勉強しない」
と宣言した次男は本当に共通テスト直前になっても家では全く勉強しなかった。
学校にはほとんど行っていないので、遅くに起きて昼間は近くの市民センター、夜はハンバーガー屋さんに行くというパターンだった。
共通テストまで一週間を切っていた時でさえ、県外に進学した同級生が(たぶん冬休みで)帰って来ているからと一緒にスーパー銭湯に遊びに行ったりしていた。
入試を舐めている。
私はひと言言いたい気持ちをこらえて黙っていた。
高校に推薦で入ってしまった次男は『入試』というものを経験していないのでそれを甘く見ているとしか思えなかった。
2学期末の保護者会で担任にガツンと言って欲しかったけど、全部E判定の模試の結果を見ながら、
「もう少し確実な所も受けた方がいいんじゃないかな。」
と言ってくれても、次男が
「大丈夫、大丈夫」
と言うのに対して、
「その自信はどこから来るのかなぁ」
と言うだけだった。
「まぁ、何とかなるっしょ」
(ならんでしょ!)
このままでは全落ちするんじゃないのか、と私は心配で仕方ない。
共通テストの前日も当日も特に緊張する様子もなく、普通にスマホでゲームをしながらご飯を食べて過ごし、いつも通りだった。
『受験上の注意』の冊子も読まないので、注意事項や持ち物も把握してなくて私は何かやらかすんじゃないかと心配だった。
一日目、
「全く緊張なんてしてない。」
と言って出かけて行った。
帰った時はひと言
「英語が難化した」
と言った。苦手な英語が難しくなったと言うことは他の人も解けなかったと言うことだから次男にとっては良かったのか。
そのほかのことは特に喋らなかったのでこちらも聞かずにおいた。
二日目は遅い時間だったのでゆっくり起きて来て出かけて行った。
私立の出願がまだしていなくて、共通テストが終わったらすぐにしないと締切に間に合わなくなりそうだった。
私はこちらも気を揉んでいた。
なので2日目の夜に急いで自己採点をして私立のネット出願して翌日に郵便局に走る、というつもりでいた。
それを数日前に次男に言うと、
「2日目は友達とご飯を食べて遊んできたい」
と言う。
出願を一緒にやってとにかく見届けたいと言うと、
「じゃあご飯だけ食べて来るわ」
と言っていた。
2日目のテストが終わるのが6時頃だからご飯食べて帰ると8時か8時半くらいかなと思って、ダンナと夕食を済ませていた。
すると次男が7時過ぎに帰って来た。
めちゃくちゃ暗い顔をしている。
「ご飯食べて来なかったの?」
と聞くと
「食欲ない」
と落ち込んだ顔をしている。
これが入試というものだよ。
どんな問題が出ても解けるようにしておく努力が足りなかったと言うことだよ。
次男には言わなかったけど、それを自分で気づいてほしいと思う。
次男のご飯は用意してなかったのですぐに作ろうかと聞くと、コンビニ弁当が良いと言うので買ってきて食べさせた。
食欲ないながらも食べていた。
とにかく私立の出願をしないといけないので、私が急かすと、
「自己採点をしないとどの方式に出すか決められない」
と言って自己採点をしにまたハンバーガー屋さんに行ってしまった。
なんで家でやらないんだ?
私は待ちぼうけを喰って10時半頃、もう限界と思って次男に
「もう寝たい」
とラインメッセージを打ったと同時に次男が帰って来た。
それから二人で確認しながらネット出願をした。
おかげで寝るのが深夜になってしまった。
もうこうなったらどこでも受かった所に行くしかない。
第一志望とか吹っ飛んでしまった。
もし前期でダメだったら後期で出願してどっかに引っかかるまで受けるしかない。
暫くはモヤモヤする日々が続きそうだ。