高校生次男が先日、模試を受けに市外の受験会場に出向いた。

会場へは同じ高校で同じ部活のH君と途中で待ち合わせて一緒に行った。

H君はとても走るのが速くて1年生ながら選手に選ばれている。

模試の後でH君と部活で使うスパイクだか何だかを見に専門店へ行くと言っていた。

その店は模試の会場からは遠いので地下鉄に乗って行かないといけなくて、しかも定期券の範囲外なのでわざわざ交通費をかけて行った。

H君情報では、その店から20パーセントオフのはがきが来ていて今セールをやっている、とのことだった。

次男はしもやけが酷いので冬に使うランニング用の手袋を買わないといけないねと話していたところだったので、それとスパイクも見て来ると言っていた。

いくらかかるか分からないけど、とりあえず手袋分のお金だけ多めに渡しておいた。

 

帰って来た次男は手袋を定価で買ってきた。

私は高い!と思い、

「セール中じゃなかったの?」

と聞くと。

「はがきが届いた人だけのセールだった、なんでウチには来てなかったのかな。」

「前に何か買ったときに住所書いた?」

「そんな覚えはないな。」

それじゃはがきも来ないわ。

それにH君は大会で記録を出しているので特別割引があったらしい。

主婦感覚から言えば高いものをなんで定価で買ってくるんだ!

手袋ならウチの近くのスポーツ用品店でセール中やカードを使ったりすれば割引価格で帰るのに。

高校生男子には分からないか・・・。

 

その日の夜に、牛乳とパンがなくなりそうだったので、夕飯の支度で忙しい私は次男にお使いを頼んだ。

もちろん『お駄賃のアイス買ってきていいよ』の条件付きで。

次男は近くのドラッグストアに行き、店からTELしてきた。

「塩分チャージのタブレット、安くなってるから買ってもいい?」

「いいよ。」

と返事をして次男が買ってきた値段、200円位のものが180円位になっていた。

しかも食パンも賞味期限間近で30パーセント引きのシールが貼ってあった。

20~30円の値下げには気が付くのに〇万円や〇千円単位の買い物になると値下げ感覚が分からないのかなぁ。