雨上がりの茨城です。
今朝、今年はじめてウグイスの声を耳にしました。
いろいろあるけど、ちゃんと春は来ているようです。
窓から見上げる空。

雲が多いです。
昨晩からやたらと地震が多いです。
しかも大きめのやつらがやってきています。
今朝もすでに2回くらいは来てます。
今のところ、新調したテレビは無事。

缶コーヒー飲んで、一日の流れを組もう。
福島原発頑張ってます。
昨日から放射性物質を含んでしまった農産物などに対する風評防止のために、いろいろな報道で国民に理解と冷静な対応を求めるような規格が進んでいます。
でも、やっぱり「ことなかれ主義」な部分はあるのでしょう。
福島県産の次はたぶん茨城県産かな。
そのうち、弊社から出荷した商品についてもいろいろと問い合わせが来そうだ。
福島県にも知り合いの業者がたくさんいます。
工場の操業は停止中。
設備がダメってのもそうですが、理由として大きく伸し掛っているのは原発の問題と今回の汚染の問題。
操業できたとしても、恐らく商品の販売は拒否されるであろう現実。
ソフトバンクの孫さんがここ数日、東北地方の被災地を駆けまわっている。
生の声を被災地から吸い上げようと必死だ。
すごい人だなと思った。
自分は、この風評被害の拡大を少しでも食い止めようとメーカー担当者などと今日も激論を繰り返しているが、うちみたいな零細メーカーの声など聞く耳なんてもってくれないな。
自分の非力さに呆れてみたりする。
所詮ちっぽけな存在だったということか。
少なくとも、お米に関しては原発事故以前に収穫されたもので、現在の汚染環境とは無縁。
万が一、汚染地域に保存してあったものがあったとしても、それは移動が規制されるから安心してほしい。
今は、神経質になりすぎて、正常な判断ができなくなり、なんでもかんでも疑ってかかってしまうことだけは避けてほしいと思います。
根拠のない「差別」だけはしてはいけないと思う。
その疑いや差別は、並大抵の努力をしてもどんなことをしても払拭はできない。
なぜなら、どんなに説明しても納得はしてもらえないから。
前記したように、汚染とは無縁ですと言ったところで、どうやって信用してもらばいいのか分からない。
最初から疑ってかかっているから。
それは「不安」からくる恐怖のせい。
事故米騒動のとき、それは痛感した。
どこまで説明しても納得してくれない。
こちらは全力でわかるように言っても無理。
どうやったら説明を理解して納得してくれるのか考えたが答えが見つからない。
本来であれば、食品メーカーが独自に検査なり分析なりをした数値があれば分かりやすいのだけど、それ自体「怪しい」と思われれば信用してもらえない。結果意味はない。
メーカー名は好評できないが、皆さんがよくご存知の食品メーカーがすでに福島県産のお米はいらないと言い始めています。
お前ら何考えてんだと、今日何度言ったか分からない。
メーカーサイドとしては、自社の安全と信用第一。
それもわかる。
だけど・・・何かちがうような気もする。
本当にやるべき仕事は何なのか、もう一度考えてほしい。
あんたたちにしか出来ない仕事もあるんだよと。
得てして、こういうことは震災被害とは無関係なところから始まるのが定説。
まったくその通りだ。