マクロビオティックでは食養に使われるヒジキは、
比較てき、浅い岩場に自生し、海からも太陽からのエネルギーを受け、ミネラルが豊富。
海藻の鹹味は、腎にはいりやすく、硬いものを緩める働きがあります。
百合根は、心肺に入りやすく、滋養強壮が高く、五臓を元気にしてくれます。
血液の汚れをとる食材でもあります。
ビタミンB2と、カルシウムなどミネラルが豊富♪
枸杞子をきらしておりまして、彩りに人参が入っています。
赤は食欲をそそる色だそうで、唾液アミラーゼ分泌が促されます。
ゴマと三つ葉を添えて。
写真奥は、カルシウムの代謝を促す、しいたけとキノコの養老蒸し.。
(前回の、薬膳教室の陰虚メニュー、養老蒸しリベンジです)
水に溶け出しやすいミネラルをごはんで炊いて食べるとロスもないですよね♪
かなり、気に入って作ったメニューですが。
どちらも寒性ですので、冷え性の方にはむきませんでした。
百合根は、肺を潤し空咳に有効。
ひじきは、化痰といって、痰をとる働きが。
ってことは、食べあわせとしてはよくなかったのかな。
でも、文句なしで美味しい
ってことは、陰虚の症状があるのかも・・・(^-^;
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米 4カップ
水 5カップ
大根 100g(残りがあったので・・・なくてもOK)
人参 30g
百合根 1株
ひじき 10g弱(爪で切れる固さに戻す)
しょうゆ 大2
酒 大1
塩 小1/2
お米は水洗いして、30分おき、
米、大根、百合根、ひじき 人参を重ね、
水4カップと調味料で炊きます。
(大根のビタミンcを人参の酵素が分解するので
重ならないように)
ステンレスの多層鍋、使用。
(電気炊飯器もOKですが・・・百合根が柔らかくなりすぎるかも)
中火より強めで、沸騰後12分弱火で炊き、10分蒸らします。
胃腸の弱いかたは、予めひじきは油で炒めて、醤油で味付けして
煮きってから、炊きあがりごはんに混ぜたほうがよいと思います。