一番古い記憶だと思うけれど、
4、5歳くらいだったかなぁ。
私は祖母と庭の植木や花に水をやったり
掃除したりしてた時に、アリさんがいて。
何かを運んでいるアリさんを見ていて
フッと思った。
もしかしたら私もアリさんの様に誰かに
観察されているのではないかと。
それを祖母に一生懸命伝えた。
すると祖母が笑顔で言ったのだけれど、
「神様の箱庭かもしれないね」と。
その時は箱庭の意味がわからなかったので、
きっと神様のお庭なんだろうなぁと思った。
で、神様のお庭と言う事は。。。。。
私は今見ているアリさんと同じなのかも!
と思い、どうしよう!と思い怖くなった。
祖母にアリさんと私は同じなの?って聞いたら、
何故そう思うの?と聞かれたので、
だって、アリさんとか他の虫さんも、
木も花も動物もお魚も人間に踏まれて死んじゃったり、
殺されたり、食べられてしまったりするでしょう?
だったら神様も人間を殺すんじゃないの?
と言ったら祖母が、今はまだ色々と話しても理解は
できないから、もう少し大人になったらその時に
ちゃんとお話ししてあげるからね。と言われたけれど、
私は納得できなくて黙っていたら祖母が笑った。
良い事を1つ教えてあげるね。
神様はどんな時も見守っていると言う事。
見守るって事が1番辛い事なんだよ。と。
そうか!いつも見守ってくれてるのか!と何故か
納得して嬉しくてホッとしたけれど。。。
でも、神様は1番強くて偉いのになんで
1番辛い事をしなくちゃいけないのだろう?
と思ったけれど。
私も子供の頃は素直だったのだなσ(^_^;)