昨日の授業でのこと。
地元の商店街を活性化させるっていうプロジェクト型の授業。
商店街を学生のみんなに知ってもらいたいよね。じゃあSNSで発信すればいいじゃん。ってよく意見がでる。みんなそうだそうだってなる。
企業に提案して終わりならそれでもいいかもしれないけれど、それじゃあなんかつまんないなと思って、んじゃあ実際どれだけの人がSNS見てくれるのかやってみなよ、と提案した。
「陰ながら応援しますプロジェクト」と名付けてみた。
そうしたら最初のうちはみんなモジモジしてて動き出さない。
さらにSNSより学内にポスターいっぱい貼った方がいいんじゃないか？って意見が出てきたりした。
ポスターでもいいよ。どうやって作る？
いろいろああでもないこうでもないと意見は出るものの、実際に動き出そうとはしない。
ポスターは大変だってことになって、やっぱりSNSとなった。
次に学校の公式アカウントを使っちゃダメか？となった。広報に交渉しなきゃいけないけど、やってみる？おそらく文章の提出とか求められると思うし、自由度は低くなるかもだけど。
じゃあ自分たちのアカウントでやってみるか。となって、それぞれスマホをいじり出した。
動き出すとお互いのそれまで見えてなかった能力が見えてくる。
画像のレタッチが上手いとかコピーライティングなかなかイケるとか。
それぞれスマホ見せ合いながらワイワイやっている。
そしてそれをインスタグラムでアップして反応があると、それにも一喜一憂したりして。
この授業は必修科目だから、イマイチやる気のない感じの人も混ざっているのだが、結構いい感じになったかな。
やっぱり人間て着火できると面白いですね。
・薪は火がついて初めてその力を示すことができる。
・湿った薪も、キチッと乾かせばちゃんと役にたつ。
そんな格言を思いついたりした昨日の授業でした。