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返済が苦しくなって、借入先から返済条件を軽くしてあげると言われても、



それまでの取引期間が長く、かつ、当初の金利が高かった場合は、



安易に相手の提案に応じない方がよい場合があります。




特に、今後の利息を免除して、残元金を分割返済でいい、



と言われたような場合は、すでに過払い状態になっている可能性が高いです。




よって、サラ金等から長期にわたって借入れをしていた場合、



たとえ返済がきつくなっても、まずは取引履歴を開示してもらい、



それを元に引き直し計算をし、それでもなお借金が残る場合に、



その残った借金をどのように支払っていくのかを交渉すべきです。




もし、その辺を調べないで和解をしてしまうと、



あとからその和解を覆せない場合もあります。




これは、和解が成立すると和解の確定効が発生し、



原則的にあとからなかったことにはできないからです。




この点、利息制限法は消費者保護を目的とした強行法規なので、



それに反する和解をしても絶対的に無効という考えもありますが、



実際の裁判では、利息制限法で引き直しをした額と和解額に大きな隔たりがあるかや、



和解時に取引履歴等の開示がなされたか等の個別的な事情を考慮して、



和解が無効になるのかどうかが判断されるので、



強行法規違反だから絶対無効という主張だけではまず通りません。




これに対し、銀行系のカードローンのように、



当初から金利が利息制限法以下であれば、



特に、取引履歴を取り寄せる必要はないので、



返済条件を軽くしてくれる和解であれば、それに応じても問題はありません。




注意しなければいけないのは、サラ金系と信販系業者との和解です。



もし、和解しようかどうか迷っている場合は、



すぐにお近くの司法書士等に相談してみてください。





レッドソックスの上原が最後を締めて、見事地元でワールドチャンピオンになりました!



日本シリーズは楽天が日本一に王手をかけ、第6戦のマー君で一気に決めるつもりです。



無敗のままシーズンを終われるかどうかとても楽しみです!