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先月から、アイフルから届く取引履歴に以下のような文書が付いています。
1. アイフルは、過払い金返還を今後も継続して行う意思はあるが、
概ね過払元金の4割前後の返還でなければADR計画を遂行することは困難である。
2. 武富士の法的整理を経た過払い金債権の配当は1~2割と言われている。
3. 法的整理の場合、過払い債権者が配当を得るのは、
手続開始から1年以上経過してからになると想定される。
4. アイフルは、ADR計画の遂行が見込める和解内容(4割程度)なら、
躊躇なく早期和解に応じる会社である。
5. 4割程度の和解金で了解頂けるなら、破綻のリスクも極めて低く、
早期に過払い金を受け取れる。
6. アイフルは、ADR計画の遂行が見込めない和解内容(5割以上)なら、
訴訟上の係争も厭わず早期和解は困難になり、
解決までには1年以上の期間を要する場合がある。
いろいろと理由をつけて、4割程度で和解させようという考えです。
しかし、依頼者はアイフルが倒産しようがしまいが、
自分の過払い金が回収できればいいわけで、
他の過払い債権者のために4割で和解する必要はありません。
また、4割であればADR計画の遂行が可能といっていますが、根拠が不明です。
なお、5割以上なら早期和解が困難であり、
解決までに1年以上かかる可能性があるとのことですが、
特に分断等の争点がないのであれば、
1回の期日で判決になることもあります。
最近は、あまり控訴もしてこないので、
早期に回収することができる場合もありますし、
控訴されても1年はかかりません。
以上を踏まえると、やはり大幅に減額をして和解をするよりは、
判決を取るのがベストだと思われます。
今日はマリンスタジアムで日本シリーズの第3戦がおこなわれます。
昨夜見た、スポーツニュースによると第3戦に勝利したチームがそのまま優勝する可能性はなんと80%!!
球場には観に行けませんが、テレビで応援したいと思います!