阪神・淡路大震災から20年 | 稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba

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本日、


6434人の尊い命が犠牲となった


阪神大震災から20年の節目を迎えました。




当時僕は高校2年生でしたが、


ちょうど修学旅行で神戸の地を訪れ、


友人たちと楽しく過ごした数ヵ月後の出来事で、


非常に心を痛めた記憶があります。





地震発生時刻の午前5時46分、


神戸から遠く離れたこの西尾市も


熟睡していた僕も目が覚めるほど


大きな縦揺れがありました。


デカイ地震だったなぁ~とは思いながらも


まさか神戸でそんな大災害が起きているなど


全く想像もつきませんでした。





震災から20年が経過し、


今、神戸市民の約4割の方は


震災を知らないとの事です。


震災を風化させないために、


今を生きる私たちは


その教訓を継承、


将来の安心・安全に


活かしていかなければばなりません。





いつ起こるか分からない自然災害


による悲しみを減らすため、


あの日を心に刻み、


「防災」というよりは、


災害時において発生し得る被害を


最小化するための取り組みである


減災という概念で備え、


伝え続けて行かなければならないと思います。





この震災では、


亡くなった方の原因の8割近くが、


家屋の倒壊や家具の転倒による


窒息と圧死です。


家屋の耐震化と、


家具の固定が大切です。




また、


火災発生件数285件のうち、


原因が判明した139件のうち、


85件は通電火災といわれています。


停電の後、


電気が復旧する時に火の元になる危険があります。


非難するときはブレーカーの遮断を徹底し、


通電火災を防ぎましょう。





そして、


水道が完全復旧するまでに90日間かかりました。


水道やガスは、


地中に配管が埋まっているため


復旧に時間がかかります。


日頃から


水や非常品の備えをしておきましょう。



【復旧までにかかった期間】


 水道 90日


 ガス 83日


 電気  7日


 電話  6日





首都直下型地震や、


特に私たちの住む地域に関わりのある


南海トラフ巨大地震が


今後30年以内に


70%の確率で起きるといわれています。


阪神・淡路大震災を忘れずに、


「いま、地震がおきたらどうなるか」


を想像して、


できることから備えましょう。