農林水産委員会の県内調査で、
蒲郡市にある
愛知県水産試験場
江間忠ウッドベース(株)
ハウスみかん栽培施設
の3か所に伺いました
そして最後に、
平成20年6月13日に地域ブランド認定された
「蒲郡温室みかん」の栽培施設である
ハウスみかん栽培施設 に伺いました
ハウスの中に入ると
みかんの花の香りがフワ~っと
蒲郡市農協管内における
ハウスみかん栽培は、
昭和48年にスタートし、
当時は全国でもハウス栽培は極めて少なく、
手探りの中でいち早く栽培技術を確立し、
全国屈指の産地を形成しました
しかしながら燃油価格の高騰などで
高コストになってしまったため、
様々な設備・機器を導入し、
省エネに取り組んでいます
上の写真の奥に移っているパイプは
エアコンと同じ原理のヒートポンプで、
電気を使って施設内を暖房するため
燃油削減効果は約50%との事です
(電気代の方が安価なため)
こちらは、
内張を1層から2層に多層化することで、
保温効果を向上する多層被覆で、
燃油削減効果は約15~20%
また、
真ん中の扇風機のようなものは
施設内の空気を強制的に循環させ、
温度分布のムラをなくし、
暖房を効率化する循環扇で、
燃油削減効果は約10%
こうした様々な工夫を駆使して、
省エネを実現しながら
高品質なハウスみかんを
4月中旬から9月まで安定して
供給して下さっています
帰り道で発見
それぞれ三者三様の取組や研究と
ご努力をしっかり見させていただきました
【おわり】