本日、
愛知県農業経営士協会40周年記念大会
が開催されお招きいただきました
愛知県農業経営士とは、
優れた近代的農業を自ら営み、
地域の農業の推進役として指導的役割を
果たしている経営者を「農業経営士」として
愛知県が認定しているものです
認定数は平成２５年度当初で１，９９６名で、
西尾市にも９０名ほどの方がご活躍されています
大会の記念講演として
テレビでおなじみのコラムニスト
勝谷誠彦さん のご講演がありました
面白かったです
１時間半しゃべりっぱなしでしたが、
あっという間に時が過ぎました
テレビで見ている姿ほど毒づいてはおらず、
ご本人曰く、
「テレビは面白くするためにそういう部分だけを
編集してくっつけているんだ」 との事
その言葉通り、
全体を通せば、キワドイ事に触れられるものの、
至って気さくにお話をしてくださり、
楽しく聞ける内容でした
今日のお話からワンフレーズ
「ラベルで飲む（食べる）な、ベロで飲め（食べろ）」
日本人は、
ここ２０年のデフレでベロ（舌）がバカになってしまった。
お金を出して本当に良いもの、美味しいものを食べるのではなく、
安いものばかりを食べてきた。
だから自分の舌で判断が出来なくなり、
人の評価や、作られたブランドで
美味しいものだと判断する。
つまり「ラベル」で判断しているという事です
おっしゃる通りだと思いました
料理人経験のある僕としても、
味は記憶との照合です
本当に良いもの、美味しいものを食べた経験が無ければ
味の判断はできません。
自分のベロで判断できないのでラベルに頼るのです。
人が美味いと言ったものが美味い。
雑誌に書いてあるものが美味い。
ネットで評価されているものが美味い・・・などなど。
自分で判断できなくなってしまっているのです。
味に例えてお話しされていましたが、
現代社会の風潮を捉えたものです