本日、
西尾市で水稲、麦、大豆、てん茶の生産を行っている
水田農業の担い手である 杉本 巌 氏が
この度受賞された
日本農業賞特別部門 「第９回食の架け橋賞」
審査員特別賞受賞祝賀会
が開催され、お招きを頂きました
杉本さんは、
地域の障害者との交流イベントを開催し、
警官作物のコスモスを障害者や地域住民、
観光客に楽しんでもらう事に加え、
自ら栽培した減農薬で化学肥料を
一切使用しない米で握ったおにぎりを配る活動を
１８年にわたり続けておみえになります
また、
地域のお祭りを復活させたり、
婦人部の結成にも尽力したりするなど
地域の活性化に先頭となって取り組んでみえます
僕も西尾商工会議所勤務時代には、
名鉄主催の
「コスモス街道ハイキング」
の企画に関わっており、
その当時に杉本さんには
コスモスの栽培から
おにぎりの手配までしていただき、
地域の人のみならず、
ハイキングで西尾市を訪れる市外のみなさんにも
米粒一粒一粒が美味いおにぎりと
素晴らしいコスモスという
「食」と「農」を通じて
多くの方に笑顔を提供されていました
今後は、
障害者やその家族、
施設職員のみなさんと連携して、
障害者に田植えや稲刈りの体験をしてもらい
実際の農業に触れる機会を多く与えられるよう、
１日だけでは終わらない継続的なイベントの実施を
計画されているとの事です
そして、
将来的にはこの活動が後世にも引き継がれ、
この地域がより住みやすい地域に育っていくことを
願ってみえます
こうしたボランティア精神で長年にわたり
「食」と「農」と「人々」を繋ぐことにより、
地域に活気をもたらす活動を続けていることが
高く評価され今回の受賞に至ったのです
杉本さんの姿を見て
お孫さんも農業を継ぐ決心を
して下さったそうで、
親子３代にわたって農業を続けられるという、
さらに嬉しいニュースも先ごろあったとの事です
この度は本当におめでとうございました