日本一の抹茶の生産量を誇る西尾市では、
この時期になりますと、
市内の小中学生による
「学校茶摘み」が始まります
この学校茶摘みは
抹茶の里・西尾 の地場産業に対する
理解を深めてもらう勤労体験学習で、
伝統行事として定着しています
もちろん僕も中学校3年間のこの時期は、
お茶摘みをしました
世代を超えて、
西尾市出身者の間では、
この茶摘みが思い出話として
花が咲きます
自分たちの背丈ほどのお茶の枝をかき分けて、
黙々と新芽を摘み取り、
その量を競ったりするのですが、
「チョチョ刈り」
と呼ばれるいけない手法をとる者も出るなど、
この茶摘みに関しては
様々なエピソードが残ります
さて、
この「チョチョ刈り」ですが、
これは一体何かといいますと、
しっかりと新芽を摘むのが面倒だからと、
摘みやすい上っ面だけを
チョチョッと刈る
事を意味します
これをやると大ひんしゅくです
みなさんの身近にもし
西尾市出身の方がみえましたら
「チョチョ刈り」って何
と尋ねてみて下さい
僕の年齢より少し上の世代から、
今の中学生ぐらいまでなら
ニヤッとしながら答えてくれると思います