「はやぶさ」の帰還から
まだ３日しか経っていませんが、
今度は、
太陽光の微弱な圧力を受けて飛行する
世界初の宇宙ヨット「イカロス」が
大きな帆を広げて飛行する写真を
宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が
公開しました
イカロスは
太陽光の圧力を利用した加速や軌道制御、
帆に張り付けた薄型太陽電池で
発電などを行います
樹脂製の帆は
厚さが髪の毛の太さの１０分の１程度、
一辺が１４メートルの正方形で
凧のような形をしているとの事
原理は１００年以上前から知られていたそうですが、
宇宙で使える丈夫な
薄膜を作ることが難しかったようです
しかし、薄膜作りは日本のお家芸
立派な帆を作り上げました
宇宙ネタ続きですが、
これが成功すれば、
エンジンも燃料も不要で、
太陽の光を風のように受けて走る
宇宙帆船への道が開けます
日本の技術による
「宇宙航海時代」への船出です
有人飛行こそしていないものの、
日本にしかできないすごい事です
はやぶさに次いで
また新たな世界初に挑戦する
日本の宇宙技術
世界にさきがけるはやぶさの活躍により、
蓮舫行政刷新担当大臣は
１５日の記者会見で、
はやぶさ後継機を含む
宇宙開発予算の削減を求めた
昨年１１月の事業仕分け判定を
再検討する考えを示しました
あんまりコロコロと考えを変えられるのは困りますが、
今回の方針転換は良い修正だと思いたいです
世界に誇れる日本の技術を
これからもアピールしていくために、
そして、
将来を担う子ども達が夢を抱くような事業には
出来る限りの予算措置をお願いしたいものです
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