2009年2月、地域ブランドの認定を受けました。
地域ブランドとは、地域団体商標制度の事で、
特許庁が特色ある地域づくりの一環として、
地域の特産品などを商標として認める制度です。
お抹茶の原料である「てん茶」の生産が日本一の西尾。
しかしその全国的な知名度は低く、地元の茶業界のみなさんが
地域ブランド認定を受けるべく、必死に努力してきました。
![稲垣昌利公式ブログ まさとしのティータイム-ブランド認定](https://stat.ameba.jp/user_images/20090604/23/inagaki-masatoshi/4b/a1/g/t01500131_0150013110191560074.gif?caw=800)
今日はそんな茶業界で、西尾市を代表する
㈱あいやの杉田芳男社長にお話を伺ってきました。
㈱あいやの創業は1888年(明治21年)、
国内シェア42%超を有する企業で、
地元の資源を活かし、地域や茶栽培者と共に発展しています。
「プロがアマチュアをだましてはいけない!」
そう力を込めてお話して下さった杉田社長。
実際、今日は生産農家の方から「てん茶」を審査し仕入れる
現場を見せていただきました。
![稲垣昌利公式ブログ まさとしのティータイム-審査1](https://stat.ameba.jp/user_images/20090604/23/inagaki-masatoshi/d7/96/j/t02200165_0300022510191562681.jpg?caw=800)
![稲垣昌利公式ブログ まさとしのティータイム-審査2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090604/23/inagaki-masatoshi/0a/6d/j/t02000266_0200026610191563025.jpg?caw=800)
それぞれの茶葉の色や湯を注した時の葉の広がり方など、
プロの目で徹底的にチェックし、
食品の偽装表示が各地で発覚している昨今、
僕たちが安心していただける
「安全・安心・本物」の西尾の抹茶を世に送り出して下さっています。
「あいや」ではなく「西尾」を全面に出して行かなきゃだめなんだ!
杉田社長は地元の茶業界のみなさんと協力し
ブランド認定にご尽力されました。
ようやく勝ち取ったブランド認定。
しかし、残念なことに、認定を受けた2009年2月、
西尾市は別の事で有名になってしまいました。
そうです。市長の逮捕です。
茶業界に限らず、地元企業や商店街が
「西尾市」の名を全国に発信しようと
様々な取り組みをしている中、行政のトップの信じられない逮捕。
商工会議所時代からみなさんの努力を見てきた僕にとって、
なんとも言い難い怒りがこみ上げてきました。
西尾市が生まれ変わる事を全国に発信する為には
この市議会選挙で若者が市政に飛び込み、
古い体質を変えていかなければならないと
選挙戦でも西尾のイメージアップを訴えてきました。
マイナスイメージのこの西尾市を
みなさんと協力しプラスのイメージに、
「西尾っていいなっ!」と全国の方々に言っていただけるように
頑張って行きたいと思っております。