秋雨に、木々の紅葉も深みを増してきました。

 

みなさま、いかがお過ごしですか?

 

立冬を迎えても、あまり寒くない伊那谷@信州です。

 

先日、子供たちと近所の公園へ遊びに行きましたが、紅葉の進み具合もいま一つ。

 

遊ぶのには適温なのですが、ちゃんとした冬が来るのか、心配になります。

 

自然界は、それでも進んでいるようで…

 

枯葉の上には、温かい毛のコートをまとったムシヒキアブの姿↓

アイノヒゲボソムシヒキ Grypoctonus aino. ♀.

9.Ⅺ.2024. Ina-valley. Nagano. Japan.

 

低くなった陽光をいっぱいに浴びるよう、体を傾けてとまっています。

 

細かい所作に、厳しい自然を生きる逞しさを感じます。

 

観察していると、飛び立っては地面に降りる、というのを繰り返し始めました。

 

そのうち、地表が顔をのぞかせているあたりに降りたかと思うと↓

土中へ産卵するアイノヒゲボゾムシヒキ

 

少しすると、また飛び立ち、辺りを飛び回っては、また別の同じような場所に降り、卵を産みはじめます。

 

産卵するのは土の上が良いのかというと、枯葉がない場所は選んでいないようです。

 

おそらく、適度な湿気がある枯葉の隙間の土壌が、幼虫の生育に欠かせないのでしょう。

 

枯葉の隙間の、ちょうどよい湿り気のある土を選んで、大事に卵を産み付けていました。

 

ムシヒキアブの親は、幼虫の世話をすることはありませんが、

次の世代に命を託す、親の精一杯の愛情を見ることができました。