梅雨入りして、連日雨が降り続いている伊那谷@信州です。

 

むしむしジメジメが続いていますが、みなさま、いかがお過ごしですか?

 

ここ最近の梅雨は、シトシトというよりザーザーですね。

 

いまから3,40年前の、私が子供だった頃と比べても、雨の降り方が強まっている気がしてなりません。

 

川の水が濁ることも多く、生き物たちへの影響が心配です。

 

気候変動は、どう展開していくのでしょうか?

 

 

さて、5月下旬から初夏モードになり、ハエの発生は、いまがまさに最盛期。

 

今年はフィールドに出る機会が格段に増えたため、これまで見逃していた様々なハエに出会えています(ホクホク~8)

ヒゲナガキアブモドキ Xylomya longicornis.

28.Ⅴ.2023. Ina-valley. Nagano. Japan.

 

こちらは、5月下旬の観察会で出会った変わり種。

 

一見すると狩りバチのように見えますが、捕まえてよくよく見ると、ハエでした(正解っ‼)

 

キアブモドキ科は3年前に採って以来、記念すべき2匹目!!(拍手~8)

 

今回は産卵も確認でき、目下、キアブモドキの幼虫飼育に奮闘中!

キアブモドキの幼虫。下向きになっている方が顔。

 

カワイイおめめと、チョンと突き出た鼻のような突起(口器)が愛らしい幼虫です!!

 

見た目はたいへんカワイイのですが、さて困った、餌が何だかわからない。

 

文献では、キアブモドキの幼虫は朽木に棲み、死んだ虫などを食べるとのこと。

 

とりあえず、思いつく限りの様々な餌を飼育容器に入れて実験。

 

いまのところ、溶けて変性した昆虫ゼリーと、なから腐ったミルワームの死骸を食べてくれました。

 

とってもマイペースな幼虫ちゃんたちですが、無事に大人になるかしらん(^^;

 

未知への挑戦は続きます。

 

 

 

<おまけ>

先日、上伊那郡辰野町の「ほたる祭り」へ、家族と行ってきました。

 

コロナ後の開催で、来客数は多め。

 

ただ、それに加えてホタルも多めで、日が暮れるとそれはそれは美しいイルミネーションを見ることができました。

ゲンジボタルの光跡。命の煌めき。

 

ホタルの養殖がどうとかはさて置き、人間が自然に手を貸すことで、これほどの光景を作り上げることができるなんて、とても素敵なことだと思いました。

 

ご尽力された方々の汗と、美しい景色を見せてくれたホタルたちに感謝ですm(_ _)m