先日、山を歩いていると、不思議な場所に着きました。

 

そこは、何ということはない谷筋の林道。

 

道が崩れ、補修されなくなった林道は、一部が川になっていました。

 

道の荒れかたが酷く、「これ以上進むのは大変だな」と思った辺りで一休みしていると…

オビホソヒラタアブ Meliscaeva cinctella

 

ハナアブが私の指にとまりました。

 

よく見てみると、それ以外にもたくさんのハナアブたちが私の体に集まってきています!

 

「やけにハナアブが多いところだな~」

 

そう思ってあたりを見回すと…

なんと、複数のハナアブが集まっているではありませんか!!!

(写真に写っているのは、すべて別種です!!わお!!)

 

ヒゲナガハナアブの一種 Chrisotoxum sp. とハナバエの一種 Antomiidae sp.  

(そろってお食事?)

 

オオオビヒラタアブ Megasyrphus erraticus

(一心不乱に石を舐めています)

 

そこは何の変哲もない川沿いの石壁なのですが、複数のハナアブやハエ(ヤドリバエが多い印象)が集まり、さかんに石を舐めていました。

 

よほど魅力的な何かがあるのだろうと、よくよく観察するも、その正体は特定できず。

(おそらく、この壁の上にある木からアブラムシのおしっこ(甘露)が降って来てるのでは?と推測しましたが、木登りは苦手なのでそこまで追及しませんでした~8)

 

ほんの5mほどの範囲ですが、ここだけに虫が集中している摩訶不思議なホットスポット~8

 

その謎の解明という、宿題がまた増えてしまった一件でした(^^;

件の石壁。川に落ちないように注意(おっとっと~8)